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J-GLOBAL ID:200903050171383423

車両用半自動機械式変速装置を制御する方法およびその装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 萼 経夫 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992271221
Publication number (International publication number):1993196135
Application date: Sep. 14, 1992
Publication date: Aug. 06, 1993
Summary:
【要約】【目的】 シフトの自動事前選択及び持続ニュートラルへの自動シフトを阻止することによって、予期されない変速機シフトを防止すること。【構成】 機械式変速機(10)の自動選択されたアップダウンシフトを半自動的に実行する制御装置は、中央処理装置(106) が変速機入力軸(16)及び出力軸(90)の速度(IS,0S) を表す入力信号を受取って処理し、コマンド出力信号を変速機アクチュエータ(1127096) に送って変速機のトルク反転時にニュートラルへ自動的にシフトさせ運転者がほぼ同期状態を発生させるまでこれを維持して、選択されたシフトを実行する。その方法では、入力軸速度の関数として第1及び第2基準値(REF-UP 、REF-DN) を計算し、出力軸加速度(dOS/dt)が第1基準値(REF-UP)を超えた場合だけアップシフトを事前選択し、出力軸加速度(dOS/dt)が第2基準値(REF-DN)以下である場合だけダウンシフトを事前選択するステップを備える。
Claim (excerpt):
既知の特性を備えた燃料スロットル制御式エンジン(E) と、多速度チェンジギヤ機械式変速機(10)と、エンジンと変速機との間に駆動介在させた手動制御式マスター摩擦クラッチ(C) と、変速機入力軸(16)の回転速度を表す第1入力信号を発生する第1センサ(98)と、少なくとも一定の変速機作動状態における変速機出力軸(90)の回転速度を表す第2入力信号(OS)を発生する第2センサ(100) と、変速機のシフトを制御する非手動制御式変速機アクチュエータ(1127096) と、少なくとも自動事前選択作動モードの手動選択に用いられ、この選択モードを表すモード入力信号を発生するモードセレクタ(108) と、前記入力信号を受け取って、それらを所定の論理規則に従って処理することによってコマンド出力信号を発生する中央処理装置(106) とを有しており、前記中央処理装置には、現在の連結比からの変速機シフトの自動事前選択に応答して、変速機をニュートラルへシフトさせるためのコマンド出力信号を前記アクチュエータへ自動的に送る手段が設けられている車両用半自動機械式変速装置を制御する方法(200) であって、前記エンジンの前記既知特性の関数として、最小アップシフト入力軸速度値(150) 、定格最大入力軸速度値(154) 、最大ダウンシフト入力軸速度値(152) 及び定格最小入力軸速度値(160) を事前決定する段階と、前記中央処理装置が前記自動事前選択作動モードで作動中であれば、前記入力軸の回転速度(IS)、前記出力軸の回転速度(OS)及び前記出力軸の回転加速度(dOS/dt)を感知する段階と、前記最小アップシフト入力軸速度値(150) から前記定格最大入力軸速度値(154) までの入力軸速度の範囲で減少する第1基準値(REF-UP)と、前記最大ダウンシフト入力軸速度値(152) から前記定格最小入力軸速度値(160) までの入力軸速度の範囲で増加する第2基準値(REF-DN)とを計算する段階と、感知された入力軸速度が前記最小アップシフト入力軸速度値(150) を超えており、また前記出力軸の回転加速度(dOS/dt)が前記第1基準値(REF-UP)を超えている場合だけ、アップシフトを事前選択し、感知された入力軸速度が前記最大ダウンシフト入力軸速度値(152) 以下であり、また前記出力軸の回転加速度(dOS/dt)が前記第2基準値(REF-DN)以下である場合だけ、ダウンシフトを事前選択する段階とを有していることを特徴とする方法。
IPC (3):
F16H 61/18 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42

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