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J-GLOBAL ID:200903050204010865

トリクロロイソシアヌル酸を用いた置換アルケンの塩素化

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 千田 稔 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998104522
Publication number (International publication number):1998298130
Application date: Apr. 15, 1998
Publication date: Nov. 10, 1998
Summary:
【要約】【課題】 置換アルケンから、ある種の置換1-クロロアルケンを製造するための安価で簡便な方法を提供する。【解決手段】 本発明は、トリクロロイソシアヌル酸を用いてある種の置換アルケンを選択的にモノ塩素化又はジ塩素化する方法に関する。塩素化アルケンは、容易に加水分解して、高い選択率で、α-モノクロロケトン又はα,α-ジクロロケトンを得ることができる。得られたα-モノクロロケトン又はα,α-ジクロロケトンは、殺菌剤として有用で、或いは、殺菌剤のための有用な中間体として機能する。
Claim (excerpt):
以下の工程:(i)トリクロロイソシアヌル酸を用いて、溶媒中で、式(II)の置換アルケンを塩素化して、式(III)の塩素化置換アルケンを調製し;【化1】(ii)式(III)の塩素化置換アルケンを、水性酸で加水分解して、式(I)の所望のモノクロロケトンを製造する;【化2】(式中、R及びR1は、それぞれ独立して水素原子又はアルキルであるか、或いはR及びR1は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、環が5〜7個の原子からなる環式構造を形成し;Yは、OR2、NR3R4、OSiR2R5R6及び【化3】からなる群から選択され;R2、R3、R4、R5及びR6は、それぞれ独立してアルキル基であるか、或いは、R3及びR4は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、環が5〜6個の原子からなるヘテロ環式構造を形成する)工程を含む、式(I)のα-クロロケトン化合物の製造方法。
IPC (7):
C07C 49/16 ,  C07B 39/00 ,  C07C 45/42 ,  C07C 49/457 ,  C07C 67/287 ,  C07C 69/63 ,  A01N 35/02
FI (7):
C07C 49/16 ,  C07B 39/00 C ,  C07C 45/42 ,  C07C 49/457 ,  C07C 67/287 ,  C07C 69/63 ,  A01N 35/02

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