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J-GLOBAL ID:200903050565355174

汚染物質除去方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 三俣 弘文
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993020793
Publication number (International publication number):1995265898
Application date: Jan. 14, 1993
Publication date: Oct. 17, 1995
Summary:
【要約】【目的】 地下水面、地下水面下の飽和帯、および地下水面上の通気帯を有する汚染された地下領域から汚染物質を除去する方法および装置を実現する。【構成】 それぞれ物質の流出または流入が可能であって、飽和帯の内部または付近に配置された複数の井戸によって除去が実現される。井戸は、少なくとも1つの蒸気注入井戸、少なくとも1つの養分注入井戸、および、少なくとも1つの抽出井戸からなる。注入井戸に注入される養分は、(a)地下汚染領域に存在する自然発生炭化水素分解生物の成長を促進するのに有効な養分、または、(b)非自然発生炭化水素分解生物およびその成長を促進するのに有効な養分からなる。養分は、汚染物質をより水溶性・揮発性の物質に分解する生物の能力を高め、飽和帯または通気帯に存在する汚染物質のうちの少なくとも一部が液体、気体またはその混合の形で吸引されることを可能にする。
Claim (excerpt):
地下水面、地下水面下の飽和帯、および地下水面上の通気帯を有する汚染された地下領域から、飽和帯、通気帯またはその両方に存在する汚染物質を除去するための以下の(a)〜(e)のステップからなる方法。(a) 少なくとも2つの注入井戸を設置するステップ。各注入井戸は、物質が流出することが可能な開孔部を有し、この開孔部は飽和帯の内部または付近に配置される。(b) 少なくとも1つの抽出井戸を設置するステップ。この抽出井戸は、物質が流入することが可能な開孔部を有し、この開孔部は飽和帯の内部または付近に配置される。(c) 前記注入井戸のうちの少なくとも1つに蒸気を導入するステップ。これによって蒸気が前記開孔部から飽和帯内に流出する。(d) (c)と同時に、前記注入井戸のうちの少なくとも1つに、飽和帯に存在する自然発生炭化水素分解生物の成長を促進するのに有効な養分、または、非自然発生炭化水素分解生物およびその成長を促進するのに有効な養分を導入するステップ。これによって、前記養分、または、前記非自然発生生物および養分が、前記注入井戸の前記開孔部から飽和帯に流出し、存在する汚染物質のうちの少なくとも一部の生物分解または生物変換が促進される。(e) 抽出井戸に吸引力を加えるステップ。これによって、飽和帯に存在する汚染物質のうちの少なくとも一部が、液体、気体またはその混合の形で、前記抽出井戸の開孔部に向かって移動し、前記汚染物質が前記抽出井戸を通して吸引され、前記汚染された地下領域から除去される。
IPC (3):
C02F 9/00 503 ,  C02F 9/00 ZAB ,  C02F 9/00 504
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平3-202586

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