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J-GLOBAL ID:200903050606854814

空間光変調器の駆動方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 林 敬之助
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993262737
Publication number (International publication number):1995114038
Application date: Oct. 20, 1993
Publication date: May. 02, 1995
Summary:
【要約】【目的】 この発明の目的は、強誘電性液晶と光導電層とを用いた空間光変調器の駆動方法に於いて、特殊な素子構造を用いないで光情報処理において、有用な機能を示すことが可能な、入力情報の中から移動物体だけを検出し、形状、移動方向、移動速度の情報を得ることを可能とし、その応用範囲を飛躍的に増大させるものである。【構成】 図1に、本発明による空間光変調器を駆動する電圧波形を示す。波形は第1のパルス電圧11、第1のパルス電圧と逆極性の第2のパルス電圧12、待ち時間13、第1のパルス電圧と同極性の第3のパルス電圧14からなり、第1、第2及び第3のパルス電圧のパルス幅及び電圧は、それぞれ独立に設定、制御され、待ち時間は物体が移動していることが検出できるだけの長さがあれば良く、任意に設定することができる。
Claim (excerpt):
光による書き込み手段、光による読み出し手段、電圧印加手段および透明電極上に光導電膜が形成された透明基板と、透明電極が形成された透明基板とに液晶配向膜を形成して、該2枚の透明基板を該液晶配向膜が対向して間隙を設けて配設し、該間隙に強誘電性液晶組成物を封入してなる液晶セルとを含み、前記液晶セルに対して、前記書き込み手段から書き込み光を照射し、前記電圧印加手段から電圧を印加し、前記読み出し手段から読み出し光を照射して駆動する電気光学素子の駆動方法に於いて、第1のパルス電圧を与えて前記強誘電性液晶組成物の分子配列を一方の安定状態にし、前記第1のパルス電圧と逆極性の第2のパルス電圧を前記液晶セルに与えて、前記分子配列の一方の安定状態を他方の安定状態へ遷移させ、その後、前記分子配列の他方の安定状態を或一定時間保持させる待ち時間を有し、前記第1のパルス電圧と同極性の第3のパルス電圧を前記液晶セルに与え、前記分子配列の他方の安定状態に於いて、光照射されている部分の分子配列を一方の安定状態へ遷移させ、前記一方または他方の分子配列状態を維持することを特徴とする空間光変調器の駆動方法。

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