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J-GLOBAL ID：200903050619503859

磁気デイスク装置

Inventor： 杉本 行正
Applicant, Patent owner： 日本電気株式会社
Agent (1)： 菅野 中
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1991242844
Publication number (International publication number)：1993054568
Application date： Aug. 28, 1991
Publication date： Mar. 05, 1993
Summary：

【要約】【目的】 磁気ディスク装置のヘッド位置決めサーボ系のシーク終了時の過渡応答のばらつきを改善する。【構成】 ボイスコイルモータ21のトルク定数KT は一定ではなく、シーク範囲の両端では減少する。一方デモジュレータ3の出力である位置信号の位置検出感度KP は、AGCの基準レベルによって決まり、基準レベルは、AGC用DAコンバータ6に入れる値で指定できる。マイクロプロセッサ15は、現在トラックカウンタ14の値を読み取って位置を知り、予め用意した表に基いてトルク定数KP の小さい所ではAGC用DAコンバータ6に大きな値を入れて位置検出感度KP を高くし、KT ×KP が位置によらずほぼ一定になるように制御する。その結果、制御器1からみた制御対象のパラメータは、設計値からの偏差が小さく見え、整定動作のばらつきが改善される。

Claim (excerpt)：

磁気ディスク媒体上の位置決め専用サーボ面と、サーボ面に予め記録されたサーボ信号を読みだすサーボヘッドと、そのサーボ信号を位置信号に復調するデモジュレータと、その位置信号を用いて磁気ヘッド群の位置決めおよび速度制御を行なう制御器と、その制御器の出力電流によって駆動されるアクチュエータと、サーボ信号増幅用自動利得制御回路と、磁気ヘッド群の位置決め時および移動時に現在位置するトラックアドレスに応じて前記自動利得制御回路の基準出力レベルを変更する手段とを有する磁気ディスク装置であって、自動利得制御回路の基準出力レベルを変更する手段は、前記自動利得制御回路の基準出力レベルを制御して復調された位置信号の感度(単位移動角度当りの位置信号の変化量)を変化させ、磁気ヘッド群を動かすアクチュエータのトルク定数(単位電流当りの発生トルク)のトラックアドレス位置による変動を補償して、トルク定数と位置信号感度の積がほぼ一定になるようにするものであることを特徴とする磁気ディスク装置。

IPC (2)：

G11B 21/08 ,  G11B 21/10