Pat
J-GLOBAL ID:200903050634549466

ニューロトロフィン誘導活性を高めるK-252a誘導体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995509379
Publication number (International publication number):1997502730
Application date: Sep. 16, 1994
Publication date: Mar. 18, 1997
Summary:
【要約】ニューロトロフィン応答性細胞のニューロトロフィン-誘導性活性を増強するのに有用な式(I-VI)で示されるインドロカルバゾールアルカロイドK-252aの誘導体を開示する。特に、好ましいニューロトロフィンはNT-3であって、特に好ましいニューロトロフィン応答性細胞は、trk受容体よりなるものである。開示するK-252a誘導体によって引き起こされる増強されたニューロトロフィン-誘導活性は、以下の:ChAT活性;DRGニューロン生存性;または細胞分裂性(細胞分裂促進性)のアッセイによって測定することができる。
Claim (excerpt):
ニューロトロフィン応答性細胞と、式:[式中、 a)Z1およびZ2は一緒になってOを表す; 各R1、R2、R5およびR6は、独立して、H、F、Cl、Br、I、NO2、CN、炭素数1-6のアルキル、または、各R13およびR14が、独立して、Hまたは炭素数1-6のn-アルキルであるNR13R14; YはH、OH、NH2、炭素数1-6のn-アルキル、CHO、OCONH2、ベンジル、炭素数1-6のO-n-アルキル、またはnが1-6の整数である(CH2)nOHもしくは(CH2)nNH2; 上記の場合には、 1)RはOH、OCONH2、または、炭素数1-6のO-n-アルキル;XはCH2OH、CH2NH2(またはその酸性塩)、炭素数2-7のCH2O-n-アルキル、R7がHまたは炭素数1-6のアルキルであるCO2R7、nが1-6の整数であって、R8がHもしくはアシル誘導体基であるCONHOR8もしくはCONH(CH2)nOR8、または、R9が炭素数1-3のアルキルであるCONHR9;または、 2)RおよびXは、一緒になって、各R10およびR11が、独立して、Hまたは炭素数1-3のアルキルである式-CH2OCR10R11O;または、R12がHまたは炭素数1-3のアルキルである-CH2NR12CO2-で示される連結基を形成する;のいずれかである;あるいは、 b)Z1はHであって、Z2はOH; YはHまたはCHO; RはOH;および XはCONH(CH2)2OH、CO2CH3またはCH2OH;および R1、R2、R5およびR6はa)の定義に同じ;あるいは、 c)Z1およびZ2は共にH;および YはH、CHO、炭素数1-6のn-アルキルまたはOCONH2; 上記の場合には、 1)RはOH、炭素数1-6のO-n-アルキルまたはOCONH2であり、但し、YがHである場合、RはOH;および、XはCONHOR8、nが1-6の整数であるCONH(CH2)nOR8、CH2OHまたはCO2CH3であり、但し、YがHであって、R1、R2、R5およびR6が各々Hである場合、XはCO2CH3とはなり得ない;または 2)RおよびXは、一緒になって、式-CH2NR12CO2-で示される連結基を形成する;各R1、R2、R5およびR6はa)の定義に同じ、但し、R1がBrである場合、XはCH2OHとはなり得ない;のいずれかである;あるいは、 d)Z1はHであって、Z2はR15が炭素数1-3のn-アルキルであるSR15;Y、RおよびXはb)の定義に同じであり、但し、R15がC2H5である場合、XはCH2OHとはなり得ず;かつ、R1、R2、R5およびR6はa)の定義に同じ]で示されるK-252a誘導体とを接触させることを特徴とする該細胞のニューロトロフィン-誘導活性を上昇させる方法。
IPC (4):
C07D487/22 ,  A61K 31/40 AAB ,  A61K 31/40 AAM ,  C07D498/22
FI (4):
C07D487/22 ,  A61K 31/40 AAB ,  A61K 31/40 AAM ,  C07D498/22
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

Return to Previous Page