Pat
J-GLOBAL ID:200903050979516560

車両用舵角制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 杉村 暁秀 (外5名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992007661
Publication number (International publication number):1993193510
Application date: Jan. 20, 1992
Publication date: Aug. 03, 1993
Summary:
【要約】【目的】 車輪横滑り角が大となる高速・大舵角時の領域でも、操安性の一層の向上が図れ、制御領域を拡大し得て制御効果を十分に発揮させる装置を得る。【構成】 制御装置は、走行中の車両の前輪及び後輪の横滑り角を算出する機能、算出横滑り角に応じ車輪のコ-ナリングパワ-に相当する値を推定または補正する機能、予め車両諸元及び運動方程式によって設定され、かつ前記の推定または補正されたコ-ナリングパワ-相当値に応じて可変する車両モデルを有する。車両運動目標設定部5aは、車両モデルに操舵角、車速検出値を与えたとき定常的に発生する値を目標定常値とする。車輪横滑り角が大となる高速・大舵角時においても車両の運動に関する被制御量の目標値は現実的な値となり、オーバシュートなどが生じず、車両操縦性、安定性を改善できる。制御領域は拡大する。
Claim (excerpt):
前輪または後輪の少なくとも一方の舵角を補助操舵可能で、制御手段により制御舵角が目標値に一致するよう制御をする車両において、車両の操舵状態を検出する操舵状態検出手段と、車両の前後方向速度を検出する速度検出手段と、走行中の車両の前輪及び後輪の横滑り角を算出する車輪の横滑り角算出手段と、該横滑り角算出手段より算出される前後輪の横滑り角に応じて車輪のコ-ナリングパワ-に相当する値を推定または補正する手段と、予め車両諸元及び運動方程式によって設定され、かつ前記の推定または補正されるコ-ナリングパワ-相当値に応じて可変する車両モデルと、前記操舵状態検出手段及び速度検出手段の検出値に基づいて車両の運動に関する被制御量の定常特性及び過度特性の目標値を設定する目標設定手段であって、前記車両モデルに該操舵状態検出値及び速度検出値を与えたとき定常的に発生する値を目標定常値とする車両運動目標設定手段と、該車両運動目標設定手段で設定される運動目標値を制御対象となる車両で実現するために必要な補助操舵角を前記車両モデルに基づく演算により算出して目標値とする目標補助舵角算出手段とを具備してなることを特徴とする車両用舵角制御装置。
IPC (4):
B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭62-105776

Return to Previous Page