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J-GLOBAL ID:200903051029295149

熱硬化性樹脂組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997162457
Publication number (International publication number):1999005829
Application date: Jun. 19, 1997
Publication date: Jan. 12, 1999
Summary:
【要約】【課題】 常温においては長期間にわたって安定に保存することが可能で、成形時の加熱により速やかに硬化して、良好な硬化性及び高品質の成形品を与えることのできる熱硬化性樹脂組成物を提供する。【解決手段】 エポキシ樹脂、マレイミド樹脂などの潜伏性触媒として、一般式[1]で表されるテトラ置換ホスホニウムテトラ置換ボレートを配合する。【化1】式中、R1〜R4は、芳香環若しくは複素環を有する有機基又は1価の脂肪族基であり、それらは互いに同一であっても異なっていてもよい。Arは、置換基X,Yを分子内に有する2価の芳香環若しくは複素環を含む基である。また、XおよびYは、1価のプロトン供与性置換基がプロトンを放出してなる基であり、同一Ar分子内の置換基X,Yがホウ素原子と結合してキレート環を形成する。
Claim (excerpt):
熱硬化性樹脂の硬化を促進させる潜伏性触媒として、一般式[1]で表されるテトラ置換ホスホニウムテトラ置換ボレートを配合してなることを特徴とする熱硬化性樹脂組成物。【化1】式中、R1〜R4は、芳香環若しくは複素環を有する有機基又は1価の脂肪族基であり、それらは互いに同一であっても異なっていてもよい。Arは、置換基X,Yを分子内に有する芳香環若しくは複素環を含む基である。また、XおよびYは、1価のプロトン供与性置換基がプロトンを放出してなる基であり、同一Ar分子内の置換基X,Yがホウ素原子と結合してキレート環を形成する。
IPC (3):
C08G 59/68 ,  C08K 5/55 ,  C08L 35/00
FI (3):
C08G 59/68 ,  C08K 5/55 ,  C08L 35/00

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