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J-GLOBAL ID:200903051264041146

水溶性テトラアザポルフィン、蛍光標識用色素、標識された生物由来物質、これらを含有する試薬及びこれらを用いた蛍光分析法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 若林 邦彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993210059
Publication number (International publication number):1994200177
Application date: Aug. 25, 1993
Publication date: Jul. 19, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 血液中に存在するヘム等の生体内物質に影響されず、また安価で小型の半導体レーザ(670〜840nm)を用いた種々の抗原、薬物、DNA等の分析、あるいはDNAの塩基配列の分析等に有用な試薬又は臨床検査試薬を提供する。【構成】 次式のテトラアザポルフィン、これよりなる螢光標識用色素、該螢光標識用色素で標識された抗原、抗体、ヌクレオチド等の生物由来物質、これらを含有する種々の抗原、薬物、DNA等の分析やDNAの塩基配列の分析等に利用される試薬並びにこれらを用いた螢光分析法。〔上式中例えば、M:Si,A:2,3-ナフタレン環、L:Si(CH3)2・(CH2)3NH-,k:1,-(CxH2xO)y-:-(C2H4O)y-{MW約2000},R1:-CH3,p:2,EZ:COONa,4n:4〕
Claim (excerpt):
一般式(I)【化1】〔一般式(I)中、Mは、Al、Si、P、Ga、Ge又はScを示し、kは0又は1の整数を示し、kが1の場合Lは、-Si(CH3)2(CH2)aNH-、-Si(CH3)2(CH2)bNH・COO-、-Si(CH3)2O-又は-Si(CH3)2NH-(ただし、a及びbは、それぞれ独立に1〜6の整数を示す)を示し、xは1〜6の整数を示し、yは1〜200の整数を示し、R1は水素原子、直鎖、分岐若しくは環状のアルキル基、アリール基、複素環基又はアラルキル基を示し、pは、【化2】のMへの結合数を表わす1〜2の整数を示し、Aは、m個の置換基XQ又はQを有していてもよい2つ以上の芳香環が縮環した縮合多環芳香族環を示し、4個のAはそれぞれ異なっていてもよく、Xは、酸素原子、イオウ原子、窒素原子、リン原子、ケイ素原子、セレン原子、NH・CO、NH・PO2、NH・SO2、O・CO、O・SO2、O・PO2、S・CO、S・SO2、S・PO2、CO、SO2又はPO2を示し、Qは、飽和若しくは不飽和の炭化水素基又は複素環基を示し、mは、4個のAについて、それぞれ独立に1〜4の正の整数を示し、nは、4個のAについてそれぞれ独立に0以上の整数を示し、4n(4個のnの合計、即ちEZの合計数)は、1以上の整数を示し、4n個の置換基(EZ)は、それぞれ独立であってかつそれぞれ独立に、Aを構成する縮合多環芳香族環及び/又はQに結合しており、E及びZは、Zがアニオンの場合Eはカチオン性基、Zがカチオンの場合Eはアニオン性基、Zはなくてもよく、その場合にはEはポリエチレングリコール残基、ポリエーテル残基、ポリアミン残基、ポリアルコール残基又はポリカルボン酸残基を含む結合基を示す〕で表わされる水溶性テトラアザポルフィン。
IPC (6):
C09B 47/18 ,  C07D487/22 ,  C07F 7/10 ,  C09B 47/24 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/533

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