Pat
J-GLOBAL ID:200903051273032133
シンクロトロン放射光の波長切換装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
青山 葆 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992156498
Publication number (International publication number):1993346500
Application date: Jun. 16, 1992
Publication date: Dec. 27, 1993
Summary:
【要約】【目的】 高速に波長を切り換えるシンクロトロン放射光の波長切換装置を提供することである。【構成】 高エネルギー電子3をその電子軌道2のまわりに垂直方向の波動運動をさせてシンクロトロン放射光の出射角度を切り換える。このシンクロトロン放射光を第1のスリット7aと第2のスリット7bとから、分光結晶8,9にそれぞれ投射する。これら分光結晶8,9は入射するシンクロトロン放射光に対する入射角度が異なるように固定され、第1の分光結晶8からは、ヨウ素のK殻吸収端の下側の波長を有する単色X線21bが反射し、また、上記第2の分光結晶9からは、ヨウ素のK殻吸収端の上側の波長を有する単色X線22bが反射する。これら単色X線21b,22bは、血液中にヨウ素を含む被検診者の心臓部分からX線撮影装置に入射してデータ処理され、心臓部分の鮮明な像を得る。
Claim (excerpt):
内部が超高真空状態に維持されるダクト内で電子を加速走行させ、この電子の進行方向を偏向電磁石により偏向する際に上記電子より放出されるシンクロトロン放射光の波長切換装置であって、上記ダクト内を加速走行される電子に時間的に変化する磁場を作用させ、その電子軌道のまわりに垂直方向の波動運動をさせて上記シンクロトロン放射光の出射角度を切り換える出射角度切換手段と、この出射角度切換手段により出射角度が切り換えられた上記シンクロトロン放射光をそれぞれ取り出すスリット手段と、これらスリット手段をそれぞれ通過した各シンクロトロン放射光が異なる入射角度でそれぞれ入射する分光結晶とを備え、これら分光結晶からの反射波として異なる波長を有するシンクロトロン放射光を得るようにしたことを特徴とするシンクロトロン放射光の波長切換装置。
IPC (4):
G21K 5/02
, A61B 6/00 333
, G21K 1/06
, H05H 13/04
Return to Previous Page