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J-GLOBAL ID:200903051310694311

ベンゾオキサジンのカチオン開環重合

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 浅村 皓 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999180724
Publication number (International publication number):2000034339
Application date: Jun. 25, 1999
Publication date: Feb. 02, 2000
Summary:
【要約】【課題】 弾性率、加工性、及び加熱時の炭化収率に関してベンゾオキサジン・ポリマーの性能を改良するために微細構造(枝分かれ及び分子量)をコントロールできる重合を開発すること。【解決手段】 モノ官能性及びポリ官能性のベンゾオキサジン・モノマーを低温(約-100°C〜約200°C)でカチオン重合したポリマーが同定され、このポリマーは同じモノマーからの熱重合生成物とは区別され、そしてこのカチオン重合によるコントロール可能な微細構造は特殊用途のためにポリマー構造を最適に製造する機会を提供する。
Claim (excerpt):
ベンゾオキサジン・モノマーからのポリマーであって、【化1】【化2】【化3】【化4】又はそれらの組合せの構造を有する反復単位を含んでおり、構造IIが存在する場合には、そのポリマーは、少なくとも2モル%、5モル%、10モル%、または15モル%の、構造I、Ib、またはIIbの反復単位を包含していなければならず、式中、各R1 は、水素、炭素原子数1〜80のアルキル、炭素原子数6〜20の芳香族、アルキル置換芳香族又は芳香族置換アルキル類、炭素原子数1〜20のモノ又はポリフッ素置換のアルキル類、少なくとも1個の芳香環を有する炭素原子数6〜20のモノ又はポリ置換の化合物類、又は、炭素原子数6〜20を有しそして/または前記ポリマー中の枝分かれを形成する連結基を有しているフェノール化合物類、から選ばれた一つ又はそれ以上の基であり;そしてR2 は炭素原子数1〜40のアルキル、炭素原子数6〜40の芳香族置換アルキル又はアルキル置換芳香族、炭素原子数1〜20のモノまたはポリフッ素置換のアルキル、少なくとも1個の芳香環を有する炭素原子数6〜20のモノ又はポリフッ素置換化合物、炭素原子数1〜40のアミン(所望により炭素原子数6〜40のポリアミン類及び芳香族、アルキル置換芳香族又は芳香族置換アルキルのアミン類を包含する)、又は、ベンゾオキサジン・モノマーからのもう一つのポリマーに連結されたR2 基類から選ばれた連結基、であり;そしてR3 はHまたはR2 であり、Xはハロゲンのような対イオンであり、そしてpは0〜3の整数である、前記ポリマー。

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