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J-GLOBAL ID:200903051406278505
粒子自体の凝集を伴わない光散乱に基づく免疫検定
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
薬師 稔 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1994515382
Publication number (International publication number):1996505231
Application date: Dec. 22, 1993
Publication date: Jun. 04, 1996
Summary:
【要約】流体サンプル中の1つ以上の抗体、抗原またはハプテン被検体の同時測定を行なうための均質免疫検定方法であって、比較的小さな直径の多分散結合分子被覆コロイド金属粒子の比較的大きな直径の単分散結合分子被覆重合微小球への結合により誘起される前記微小球の光散乱パルス高分布ヒストグラムのディメンションの統計的変化に及ぼす前記被検体の影響を定量するものである。多数の被検体の同時検定のために、種々の直径または屈折率の微小球を各被検体に付与する。検定は、前進結合、排除、抑止および競合タイプの装置において利用することができ、ヒストグラムのディメンションの変化の方向は装置による。測定するのに好都合なディメンションは、ヒストグラムのグラフ図の正規化されたピーク幅である。多数の被検体の同時検定のため、特有の直径または屈折率の単分散重合微小球が各被検体に適用され、各被検体に対して1つずつとして、多数のヒストグラムを発生する。多分散結合分子被覆コロイド金属粒子は、有効な濃度で使用されると、被検体含有流体サンプルが生物学的起源のものである場合に特に、該サンプルにおける非特異物質の妨害作用を低減させる掃去剤としても作用する。FPA用の改良されたシーズ流動セルも開示されている。
Claim (excerpt):
単独の流体サンプル中の1つ以上の抗体、抗原またはハプテン被検体を重合粒子の自己凝集を実質上伴わずに同時に測定する重合粒子光散乱に基づく免疫検定方法において、 a)特有の直径または屈折率の第1の結合分子被覆単分散重合微小球を前記各被検体の前記流体サンプルと結合させて、前記各特有の直径または屈折率の微小球に関して光学シーズ流動粒子アナライザにおいて得られる光散乱パルス高分布ヒストグラムを全ての他の特有の直径の微小球から分解可能にするとともに、第2の結合分子被覆コロイド金属粒子を前記流体サンプルと結合させる工程を備え、前記第1と第2の結合分子はコロイド金属粒子の重合微小球への結合の程度が流体サンプル中の被検体の量に依存するように選定され、更に b)狭い流体反応混合物流を形成する規制手段と、光学毛管シーズ流動セルを介して流れる前記狭い流れを中心に配置する規制手段と、入射光源と、前記微小球により誘起される前記入射光の散乱を測定する手段とを備えた光学シーズ流動粒子アナライザにおいて、第2の結合分子被覆多分散コロイド金属粒子の前記微小球に対する結合により誘起される第1の結合分子被覆単分散重合微小球の光散乱パルス高分布ヒストグラムのディメンションの統計的変化に及ぼす前記各被検体の影響を測定する工程と、 c)前記被検体の影響を前記単独の流体サンプル中の前記各被検体の量と相関させる工程とを備えることを特徴とする免疫検定方法。
IPC (3):
G01N 15/14
, G01N 33/543 515
, G01N 33/553
Patent cited by the Patent:
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