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J-GLOBAL ID:200903051490446086

アクリル系軟質多層構造樹脂の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993080077
Publication number (International publication number):1994263828
Application date: Mar. 15, 1993
Publication date: Sep. 20, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【構成】 Tgが30°C以下である少なくとも1層の重合体層[A]10〜90重量部と、Tgが-20〜50°Cである少なくとも1層の重合体層[B]10〜90重量部との組み合わせからなり、かつ最外層が重合体層[B]である多層構造重合体を乳化重合し、得られた重合体ラテックスを-5°C以下の温度で共晶点以下まで完全に凍結し、次いで融解、脱水することにより、ラテックスから多層構造重合体を取り出すことを特徴とするアクリル系軟質多層構造樹脂およびこれらのアクリル系軟質樹脂を二種以上ブレンドすることにより得られるアクリル系軟質樹脂組成物。【効果】 成形が容易であり、常温で良好な柔軟性、屈曲耐久性を有するとともに良好な透明性および優れた耐候性を有し、射出成形材料、シート、フィルム、チューブ等幅広い用途に最適である。
Claim (excerpt):
アルキル基の炭素数が1〜12である少なくとも1種のアクリル酸アルキルエステル30〜99.9重量%、アルキル基の炭素数が1〜8である少なくとも1種のメタクリル酸アルキルエステル0〜70重量%、これらと共重合可能な不飽和単量体0〜30重量%、多官能架橋性単量体および、または多官能グラフト単量体0.1〜10重量%からなる単量体混合物を重合してなるTgが30°C以下である少なくとも1層の重合体層[A]10〜90重量部と、アルキル基の炭素数が1〜12である少なくとも1種のアクリル酸アルキルエステル30〜99重量%、アルキル基の炭素数が1〜8である少なくとも1種のメタクリル酸アルキルエステル1〜70重量%、これらと共重合可能な不飽和単量体0〜30重量%からなる単量体混合物を重合してなるTgが-20〜50°Cである少なくとも1層の重合体層[B]10〜90重量部との組み合わせからなり、かつ最外層が重合体層[B]である多層構造重合体を乳化重合し、得られた重合体ラテックスを-5°C以下の温度で共晶点以下まで完全に凍結し、次いで融解、脱水することにより、ラテックスから多層構造重合体を取り出すことを特徴とするアクリル系軟質多層構造樹脂の製造方法。
IPC (6):
C08F285/00 MQX ,  C08F 2/00 MAJ ,  C08F 2/22 MBP ,  C08F 6/00 MFU ,  C08F265/06 MQM ,  C08L 51/00 LKS
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
  • 特開平4-356502
  • 特開昭55-094917
  • 特開昭60-032849
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