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J-GLOBAL ID:200903051529688945

多成分水溶液の分析方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 藤本 英夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996203200
Publication number (International publication number):1998030982
Application date: Jul. 13, 1996
Publication date: Feb. 03, 1998
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 試料(多成分水溶液)の温度を調整することなく目的成分の濃度値を高精度に求めることのできる分析方法を提供する。【解決手段】 校正段階にて、少なくとも温度が異なる既知濃度のC個の成分よりなる標準液の成分組成比を変えて所望波長間における近赤外スペクトルをN個測定し、各スペクトルのP個の吸光度値からなるN行P列の吸光度スペクトルデータ行列を得、偏最小自乗法により、P行F列の重み行列と、N行F列のローディング行列と、N行F列の潜在変数行列とを求める一方、前記N行P列の吸光度スペクトルデータ行列と対応するN行C列の濃度行列と前記潜在変数行列とを回帰計算することによりC列F行の中間的な回帰係数行列Qを求め、その回帰係数行列Qと前記重み行列及びローディング行列とを偏最小自乗回帰法により重回帰分析型に変換し、P行C列の回帰係数行列Bを得る。
Claim (excerpt):
所望の波長間を反復走査させた単色光を標準液及び被検液に透過させてその吸光値を検出し、その検出値に基づいて、多変量解析における偏最小自乗回帰法により、多成分水溶液中の各成分の濃度値を求める多成分水溶液の分析方法であって、校正段階にて、少なくとも温度が異なる既知濃度のC個の成分よりなる標準液の成分組成比を変えて前記波長間における近赤外スペクトルをN個測定し、各スペクトルのP個の吸光度値からなるN行P列の吸光度スペクトルデータ行列を得、偏最小自乗法により、P行F列の重み行列と、N行F列のローディング行列と、N行F列の潜在変数行列とよりなる中間出力行列を求める一方、前記N行P列の吸光度スペクトルデータ行列と対応するN行C列の濃度行列と前記潜在変数行列とを回帰計算することにより濃度行列と潜在変数行列との間のC行F列の中間的な回帰係数行列Qを求め、その回帰係数行列Qと前記重み行列及びローディング行列とを偏最小自乗回帰法により重回帰分析型に変換し、P行C列の回帰係数行列Bを得、推定段階にて、未知濃度のC個の成分よりなる被検液の前記所望の波長間における近赤外スペクトルのP個の吸光度値を求め、その未知濃度吸光度群と前記回帰係数行列Bとから、行列演算により、前記C個の成分の濃度値を求めることを特徴とする多成分水溶液の分析方法。
IPC (2):
G01N 21/27 ,  G01N 21/35
FI (2):
G01N 21/27 Z ,  G01N 21/35 Z
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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