Pat
J-GLOBAL ID:200903051572723363

半球面鏡式レーザフラッシュ方式による熱拡散率測定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 林 宏 (外1名) ,  林 宏 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996299334
Publication number (International publication number):1998123075
Application date: Oct. 23, 1996
Publication date: May. 15, 1998
Summary:
【要約】【課題】 熱放射に係る吸収率及び放射率の低い試料のレーザフラッシュ方式による熱拡散率測定方法を改良して、試料表面の黒化処理を不要にする。【解決手段】 パルスレーザ光源1からのレーザビーム2を平板状の試料7の表面7aに照射し、その熱エネルギーによる試料裏面7bからの放射率を測定するが、試料表面7aと試料裏面7b側に、半球面鏡8,半球面鏡9を配置する。試料に照射したレーザビーム2は、試料表面7aと半球面鏡8との間で繰り返し反射し、レーザビームの吸収率が高められる。試料裏面7bからの熱放射は試料裏面7bと半球面鏡9との間で繰り返し反射し、見掛けの放射率を高められる。その結果、試料裏面の温度変化を雑音に対して十分な大きさの信号として観測することが可能となり、精度のよい熱拡散率の測定ができる。
Claim (excerpt):
平板状の試料の表面にレーザビームを照射して熱エネルギーを与え、この熱エネルギーによる試料裏面の熱放射から熱拡散率を求めるレーザフラッシュ方式による熱拡散率測定方法において、平板状の測定試料の両側または片側に対向設置した半球面鏡により、試料表面に照射されたレーザビームの反射光を再び試料表面に戻してレーザビームの吸収率を高め、且つ/または試料裏面からの熱放射を多重反射させて試料裏面の見掛けの放射率を高め、試料への黒色塗料のコート無しに熱拡散率を測定する、ことを特徴とする半球面鏡式レーザフラッシュ方式による熱拡散率測定方法。
IPC (2):
G01N 25/18 ,  G01K 17/06
FI (2):
G01N 25/18 H ,  G01K 17/06
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
Show all

Return to Previous Page