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J-GLOBAL ID:200903051697580882

リン酸型燃料電池

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 篠部 正治
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998151144
Publication number (International publication number):1999345621
Application date: Jun. 01, 1998
Publication date: Dec. 14, 1999
Summary:
【要約】【課題】燃料ガスの供給量が不足する部位においても空気電極の上昇が抑制され、腐食を生じることなく安定して運転できるものとする。【解決手段】燃料ガス流路を有するリブ付きプレート14に備えられた仕切り帯26の燃料ガスの供給量が不足する部位の近傍に、燃料ガス流路とこれに対向する空気流路とを連通する連通孔27を設け、適量の燃料ガスを空気流路に流入させて、空気電極の上昇を抑制する。
Claim (excerpt):
燃料電極、空気電極、その間に挟持された電解質層、および前記電極に反応ガスを供給するガス流路を備えたリブ付きプレートにより形成された単電池を複数個積層して燃料電池積層体を構成し、その側面に配したマニホールドを用いて両電極に供給する反応ガスを互いに直交させて通流させる燃料電池で、燃料電極に接して配されたリブ付きプレートの燃料ガス供給用のガス流路が仕切り帯により分離された複数の流路領域よりなり、燃料ガスがこれらの複数の流路領域を順次通流方向を反転して流れるリターンフロー方式のリン酸型燃料電池において、分離された複数の燃料ガスの流路領域のうち仕切り帯の上流側に位置する流路領域の仕切り帯に近接する下流端で、燃料ガスの圧力が、対向して通流する空気の圧力に比べて高い部位に、燃料電極と電解質層と空気電極を貫通し、燃料電極に対向して配されたリブ付きプレートの燃料ガス供給用のガス流路と、空気電極に対向して配されたリブ付きプレートの空気供給用のガス流路とを連通する連通孔が少なくとも1個備えられていることを特徴とするリン酸型燃料電池。

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