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J-GLOBAL ID:200903051714287604
高強度バネ用ステンレス鋼、高強度ステンレスバネならびにその製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
田村 弘明 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993070200
Publication number (International publication number):1994279952
Application date: Mar. 29, 1993
Publication date: Oct. 04, 1994
Summary:
【要約】【目的】 本発明は自動車シートベルトのリトラクター渦巻バネ等に最適で、製造性、加工性も優れた高強度ステンレスバネ鋼を提供する。【構成】 重量%でCを0.03%超から0.2%、Siを3%超から5%、Mnを2%超から5%まで、Crを13%から17%まで、Niを5%から8%未満で、Nを0.03%超から0.2%までの成分範囲で、各々の成分から計算されるMdとFEの値が、各々0〜60と10以下を満足する鋼において、溶体化熱処理後20%〜70%の冷間圧延を行い、ビッカース硬さで400以上、580以下に調整した高強度バネ用ステンレス鋼。さらにその後、250°C〜550°Cで1分〜200分間の時効熱処理を実施することにより、ビッカース硬さを600以上に調整した高強度ステンレスバネ。
Claim (excerpt):
重量%でC :0.03%超〜0.20%、Si:3.0%超〜5.0%、Mn:2.0%超〜5.0%、Cr:11%〜17%、Ni:5.0%〜8.0%未満、N :0.03%超〜0.20%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物元素からなり、下の(1)式で表されるMdが0.0〜60.0の範囲と、(2)式で表されるFEが10.0以下の範囲を満足し、溶体化熱処理後にフェライト相を含まない準安定なオーステナイト相の金属組織を有することを特徴とする加工性に優れた高強度バネ用ステンレス鋼。 Md=550-14[Cr]-6[Si]-30[Ni]-8[Mn]-450{[C]+[N]} ............... (1) FE=3[Cr]+4.5[Si]-2.8[Ni]-1.4[Mn]-84{[C]+[N]}-20 ............... (2)なお式中の[ ]は、各成分の鋼中含有量(重量%)を示す。
IPC (2):
C22C 38/00 302
, C22C 38/58
Patent cited by the Patent:
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