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J-GLOBAL ID:200903051967179409

コアパック式ワイヤラインコアバレル

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 茂見 穰
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998193022
Publication number (International publication number):2000027581
Application date: Jul. 08, 1998
Publication date: Jan. 25, 2000
Summary:
【要約】【課題】 未固結層や破砕帯などの地盤であっても、ワイヤライン工法によって乱さない状態で高品質のコアを作業性よく採取できるようにする。【解決手段】 ワイヤラインコアバレル30は、先端にビット38を設けたアウタチューブ32と、インナチューブ34と、そのヘッド部をスピンドル部42に対して回転自在とするスイベル機構40と、スピンドル部をアウタチューブに対して着脱するラッチ機構44を有する。インナチューブの先端にはスリーブケース34を介してカッティングシュー50を設け、スリーブケース内に伸縮スリーブ54を収納し、その上端をコアエレベータ52に接続する。コアエレベータ外周に摩擦力調整用のOリング53を設け、ラッチ機構とスイベル機構との間にスプリング56を介装する。これによって掘進する地盤の硬軟に応じてカッティングシュー先端が入出自動調整され、採取したコアを伸縮スリーブで包み込む。
Claim (excerpt):
先端にビットを設けたアウタチューブと、該アウタチューブの内側に位置するインナチューブと、該インナチューブのヘッド部をスイベル機構により中心に位置するスピンドル部に対して回転自在に組み合わせると共に、該スイベル機構の上部に前記スピンドル部をアウタチューブに対して着脱自在とするラッチ機構を有するワイヤラインコアバレルにおいて、前記インナチューブの先端には、上部が2重管構造のスリーブケースを介してカッティングシューを設け、前記スリーブケース上部の円環状隙間内に伸縮スリーブを下端を固着して収納し、前記スリーブケースの内周側にはインナチューブの下端近傍からカッティングシューの下端に達する長さの円筒状のコアエレベータを配置すると共に前記伸縮スリーブの上端をコアエレベータの上部に接続し、コアエレベータ外周面とスリーブケース内周面との間に摩擦力調整用のOリングを介在させ、更に前記ラッチ機構とスイベル機構との間のシャットオフバルブに代えてスプリングを介装することにより、掘進する地盤の硬軟に応じてカッティングシュー先端がビット先端面に対して入出自動調整されるようにし、採取したコアを伸縮スリーブで包み込むようにしたことを特徴とするコアパック式ワイヤラインコアバレル。

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