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J-GLOBAL ID:200903051995620366
拡声通話装置
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
本庄 武男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996348228
Publication number (International publication number):1998190533
Application date: Dec. 26, 1996
Publication date: Jul. 21, 1998
Summary:
【要約】【課題】ボイススイッチを用いた従来の拡声通話装置に,エコーキャンセラを併用する場合,エコーキャンセラの性能変化に,上記ボイススイッチの送受話切換え動作のためのしきい値が対応できず,協調したエコー除去を行うことができなかった。【解決手段】本発明は,適応フィルタ12が学習するに際し,過去に参照した受話信号RS若しくは送話信号TSのパワーの積算値を用いて,適応フィルタ12の性能変化を推定し,上記しきい値を該性能変化に応じて変化させることにより,ボイススイッチ方式とエコーキャンセラ方式とを併用した全2重に近い通信を安定して行うことを図ったものである。
Claim (excerpt):
マイクから入力された送話信号を回線へ送信する途中で減衰させる受話状態を設定する受話状態設定手段と,回線から受信される受話信号をスピーカから出力する途中で減衰させる送話状態を設定する送話状態設定手段と,上記受話信号がスピーカからマイクに回り込んで生じる音響エコーに対して設定された所定の音響エコー閾値に基づいて上記送話信号と受話信号との大小関係を判定し,上記送話状態と受話状態とを切り換える状態切換手段と,上記送話信号及び受話信号から音声信号を検出する音声信号検出手段と,上記音声信号検出手段により上記受話信号のみに音声信号が検出された時の音響エコーに基づいてその応答を変化させ,上記音響エコーの特性を逐次推定する適応フィルタを有し,上記適応フィルタに上記受話信号を入力して得た擬似音響エコー信号を上記送話信号から差し引く音響エコー除去手段とを具備してなる拡声通話装置において,過去にスピーカから出力された受話信号の履歴に基づいて上記音響エコー除去手段により除去されずに残った残存音響エコー信号を見積もる残存音響エコー見積手段と,上記残存音響エコー見積手段により見積もられた上記残存音響エコー信号に応じて上記状態切換手段の音響エコー閾値を変化させる音響エコー閾値変更手段とを具備してなることを特徴とする拡声通話装置。
IPC (2):
FI (2):
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
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特開昭63-253760
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特開平4-273642
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特開昭62-299120
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