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J-GLOBAL ID:200903051996341487

オレフィン系共重合体の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴木 俊一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991361196
Publication number (International publication number):1994016728
Application date: Oct. 02, 1991
Publication date: Jan. 25, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 α-オレフィンと環状オレフィンとを共重合させたときに、ランダム性に優れるとともに、環状オレフィンから誘導される構成単位の多いオレフィン系共重合体を製造しうる特異なオレフィン重合用触媒を用いるオレフィン系共重合体の製造方法を提供する。【構成】 Ti、Zr、Hf、NbおよびTaから選ばれる1種以上の遷移金属化合物を含むか、またはバナジウム化合物を含み、かつプロピレンの単独重合を行なった場合に、要件(a) および(b) を充足するポリプロピレンを提供し得るオレフィン重合用触媒の存在下に、α-オレフィンと環状オレフィンとを共重合させる。(a) 該ポリプロピレンの13C-NMRスペクトルにおいて、Tββ、Tβγ、Tαγに由来するピーク強度が下記式を満たし、(b) 該ポリプロピレンの13C-NMRスペクトルにおけるTβγのTαγに対する強度比が2以上である。
Claim (excerpt):
Ti、Zr、HF、NbおよびTaから選ばれる少なくとも1種の遷移金属化合物を含み、かつプロピレンの単独重合を行なった場合に、下記要件(a) および(b) を充足するポリプロピレンを提供し得るオレフィン重合用触媒の存在下に、下記式[I]および/または[II]で表される環状オレフィンと、α-オレフィンとを共重合させることを特徴とするオレフィン系共重合体の製造方法;(a) 該ポリプロピレンの13C-NMRスペクトルにおいて、Tββ、Tβγ、Tαγに由来するピーク強度が下記式(i) を満たし、【数1】(b) 該ポリプロピレンの13C-NMRスペクトルにおけるTβγのTαγに対する強度比が2以上である;【化1】・・・[I](ただし、上記式[I]において、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1〜R18ならびにRaおよびRbは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子および炭化水素基よりなる群から選ばれる原子もしくは基を表し、R15〜R18は、互いに結合して単環または多環の基を形成していてもよく、かつ該単環または多環の基が二重結合を有していてもよく、また、R15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい)。【化2】・・・[II](ただし、式[II]において、pおよびqは0または1以上の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基およびアルコキシ基よりなる群から選ばれる原子もしくは基を表し、R9およびR10が結合している炭素原子と、R13が結合している炭素原子またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素原子数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、また、n=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい)。
IPC (5):
C08F210/00 MJG ,  C08F 4/62 MFG ,  C08F210/00 MJR ,  C08F212/00 MJT ,  C08F232/00 MNV

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