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J-GLOBAL ID:200903052030698768

鋼線材にりん酸塩皮膜を迅速に形成する方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 三浦 祐治
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998275200
Publication number (International publication number):2000080497
Application date: Sep. 29, 1998
Publication date: Mar. 21, 2000
Summary:
【要約】【課題】鋼線材に従来よりも優れた潤滑下地性を有するりん酸塩皮膜を、従来よりも迅速に形成し、かつスラッジを全く発生させない方法とそれに用いる装置。【構成】鋼線材を陰極にし硫酸を電解液として鋼線材を電解酸洗し、その後に鋼線材を陰極にしりん酸塩皮膜形成液を電解液として、直流電解により鋼線材にりん酸塩皮膜を形成する。電解酸洗工程とりん酸塩皮膜形成工程の間に鋼線材をコロイダルチタンとりん酸のアルカリ金属塩を含む表面調整液と接触させると、微細で緻密なりん酸塩皮膜となる。電解酸洗は90°C以下で、1〜100A/dm2の電流密度が好ましい。りん酸塩皮膜形成液は、亜鉛イオン、りん酸イオン、硝酸イオンを必須成分として所定量含有する液が好ましく、電解は90°C以下で1〜100A/dm2の電流密度で1〜30秒間行なう事が好ましい。
Claim (excerpt):
鋼線材を陰極にしりん酸以外の酸を電解液として鋼線材を電解酸洗する工程と、その後に鋼線材を陰極にしりん酸塩皮膜形成液を電解液として鋼線材にりん酸塩皮膜を電解により形成する工程とを有することを特徴とする、鋼線材にりん酸塩皮膜を迅速に形成する方法。
IPC (4):
C25D 11/36 ,  C25D 9/08 ,  C25F 1/06 ,  C25F 7/00
FI (4):
C25D 11/36 A ,  C25D 9/08 ,  C25F 1/06 A ,  C25F 7/00 H
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 特開平4-036498
  • 特開平4-247849
  • 特開昭61-284582
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