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J-GLOBAL ID:200903052170964140
断熱養生によるPC部材の製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
酒井 一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997335307
Publication number (International publication number):1999170240
Application date: Dec. 05, 1997
Publication date: Jun. 29, 1999
Summary:
【要約】【課題】 促進剤を添加すること無く、また蒸気養生を行うこと無く、緊張力導入に必要な圧縮強度を材齢15時間以内のPC部材に確保することができるPC部材の製造方法を提供すること。【解決手段】 早強ポルトランドセメントを含むコンクリートを、PC部材用の型枠に打設し、該セメントの水和熱の熱損失を防止するために、型枠を断熱部材で密閉し、水和熱をコンクリートの硬化促進のための養生に用いることで、緊張力導入に必要な圧縮強度を材齢15時間以内でPC部材に得ることを特徴とするPC部材の製造方法であって、単位セメント量と、配合強度と、フレッシュコンクリートの初期温度との関係図を予め作成し、配合設計のために試験的に練り混ぜたフレッシュコンクリートの初期温度を実測し、この実測値と関係図を用いて、PC部材製造用コンクリートの単位セメント量を決定する。
Claim (excerpt):
早強ポルトランドセメントを含むコンクリートを、プレストレストコンクリート部材(以下、PC部材という)用の型枠内に打設し、該早強ポルトランドセメントの水和熱の熱損失を防止するために、前記型枠を断熱部材で密閉し、前記水和熱をコンクリートの硬化促進のための養生に用いることにより、緊張力導入に必要な圧縮強度を材齢15時間以内でPC部材に得ることを特徴とするPC部材の製造方法であって、断熱養生により材齢15時間以内に緊張力導入に必要な圧縮強度を得ることができるコンクリートの配合強度と、フレッシュコンクリートの初期温度と、コンクリートの単位セメント量との関係図を予め作成し、配合設計のためにコンクリート製造現場で試験的に練り混ぜたフレッシュコンクリートの初期温度を実測し、この実測値と前記関係図を用いて、PC部材製造用コンクリートの単位セメント量を決定することを特徴とするPC部材の製造方法。
IPC (2):
FI (2):
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