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J-GLOBAL ID:200903052224567206
粗コークス炉ガスの顕熱回収方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
細江 利昭
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994272271
Publication number (International publication number):1996134456
Application date: Nov. 07, 1994
Publication date: May. 28, 1996
Summary:
【要約】【目的】 粗コークス炉ガス(粗COG)の流路に配設した伝熱管の外面にタール等の固着物が生成せず、安定した顕熱回収ができる方法を提供する。【構成】 上昇管2内に伝熱管3を配設し、この伝熱管3に熱媒体を循環して流通させ、粗COGの顕熱を回収する。伝熱管3の外面には、高分子量の炭化水素を分解する触媒を塗布してある。触媒としては、直径が5オングストロームより大きい細孔を有し、且つSiO2 /Al2 O3 比がモル比で10よりも大きい結晶性アルミノシリケート若しくは直径が5オングストロームより大きい細孔を有する結晶性シリカ、又は上記両者の混合物を含有する物質を使用する。本発明においては、伝熱管にタール等が付着しても、タール等は分解されてガス化し、飛散してしまうので、伝熱管の外面に付着物が生成せず、長期に渡って伝熱性能の低下は起こらない。
Claim (excerpt):
コークス炉より発生する粗コークス炉ガスの流路に伝熱管を配設し、この伝熱管に熱媒体を流通させて粗コークス炉ガスの顕熱を回収する方法において、前記伝熱管の外面に、直径が5オングストロームより大きい細孔を有し、かつSiO2 /Al2 O3 比がモル比で10よりも大きい結晶性アルミノシリケートおよび直径が5オングストロームより大きい細孔を有する結晶性シリカの中から選択される少なくとも1種の物質を含む触媒を塗布し、熱回収を行うことを特徴とする粗コークス炉ガスの顕熱回収方法。
IPC (2):
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