Pat
J-GLOBAL ID:200903052377937312

磁気共鳴診断装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴江 武彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995235270
Publication number (International publication number):1997075320
Application date: Sep. 13, 1995
Publication date: Mar. 25, 1997
Summary:
【要約】【課題】高周波磁場分布が不均一であっても、分極移動による信号成分だけを観測することのできる磁場共鳴診断装置を提供すること。【解決手段】本発明は、少なくとも3つの 1Hパルスを順番に印加し、少なくとも2つの他核種パルスを順番に印加するというパルス系列を実行することにより、他核種スピンから分極移動によるMR信号を観測する磁気共鳴診断装置において、MR信号は分極移動成分とフリップ角不完全性成分と他核種由来成分とからなり、分極移動成分を抽出し、他の2つの成分を除去するように第1の 1Hパルスの位相をパルス系列の繰り返しの中で反転し、第1の他核種パルスの位相をパルス系列の繰り返しの中で反転し、パルス系列の繰り返しによりる複数のMR信号を加減算し、加減算結果に基づいて他核種のスペクトルを求めることを特徴とする。
Claim (excerpt):
1Hのスピンを選択的に励起する高周波磁場としての少なくとも3つの 1Hパルスを順番に印加し、他核種のスピンを選択的に励起する高周波磁場としての少なくとも2つの他核種パルスを順番に印加するというパルスシーケンスを実行することにより、前記 1Hから前記他核種への分極移動を生起させ、前記他核種のスピンからMR信号を観測し、前記MR信号に基づいて前記他核種のスペクトルを求める磁気共鳴診断装置において、前記MR信号は、前記分極移動による第1の成分と、前記 1Hパルスと前記他核種スピンのフリップ角の不完全性に起因する第2の成分と、前記2つの他核種スピンに由来して前記他核種のスピンから直接的に生じる第3の成分とからなり、前記第1の成分を抽出し、前記第2の成分及び前記第3の成分を除去するように、前記3つの 1Hパルスの中の少なくとも1つの 1Hパルスの位相が前記パルスシーケンスの繰り返しの中で反転され、前記2つの他核種パルスの中の少なくとも1つの他核種パルスの位相が前記パルスシーケンスの繰り返しの中で反転され、前記パルスシーケンスの繰り返しにより観測される複数のMR信号を加減算し、加減算結果に基づいて前記他核種のスペクトルを求めることを特徴とする磁気共鳴診断装置。
IPC (2):
A61B 5/055 ,  G01N 33/48
FI (2):
A61B 5/05 311 ,  G01N 24/08 510 Y

Return to Previous Page