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J-GLOBAL ID:200903052430765618

シェル形ころ軸受の密封装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 岡田 和秀
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003084713
Publication number (International publication number):2004293618
Application date: Mar. 26, 2003
Publication date: Oct. 21, 2004
Summary:
【課題】シール部材の組み換えを可能にして、使用環境の圧力状態に対応したシェル形ころ軸受として、不具合なく使用できるようにする。【解決手段】シェル形ころ軸受1の外輪鍔部2c,2dの内側に設けられる弾性変形可能なシール部材5からなる。シール部材5は、外径側の環状の胴体部51と、この胴体部51との間に軸方向の一方側に開いた凹溝54を有するよう胴体部51の内径側に連成された内径部53とを有する。胴体部51と内径部53との連成部55の外周には、外輪2の湾曲個所の内面との干渉を避ける環状の凹部5bが形成され、内径部53の内周には、軸方向いずれの側に対しても所定の湾曲形状を有するリップ52が形成され、内径部53の内周で先端側と基端側とには、それぞれ内輪部材Sに対する案内面5c,5dが形成されている。【選択図】 図2
Claim (excerpt):
シェル形で円筒部の少なくとも軸方向一端に内径側に延出する鍔部を有する外輪と、この外輪の内径側に配置される複数のころとを備えたシェル形ころ軸受に組み込まれる密封装置であって、 前記鍔部の軸方向内側に設けられる弾性変形可能なシール部材を備え、 前記シール部材は、外径側の環状の胴体部と、この胴体部との間に軸方向の一方側に開いた環状の凹溝を有するよう前記胴体部の内径側に連成された内径部とを有し、 前記胴体部と前記内径部との連成部の外周には、前記外輪の円筒部から鍔部への湾曲個所の内面との干渉を避けるための環状の凹部が形成され、 前記内径部の内周には、軸方向いずれの側に対しても所定の曲率の湾曲形状を有するリップが形成され、 前記内径部の内周で前記リップより先端側と基端側とには、それぞれシール部材の内周に挿入される内輪部材に対する案内面が形成されている、 ことを特徴とするシェル形ころ軸受の密封装置。
IPC (1):
F16C33/78
FI (1):
F16C33/78 D
F-Term (3):
3J016AA02 ,  3J016BB03 ,  3J016CA02
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 針状ころ軸受
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平10-277788   Applicant:エヌティエヌ株式会社
  • 密封装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2000-338541   Applicant:エヌオーケー株式会社
  • シールリング付シェル型ニードル軸受
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平11-094504   Applicant:日本精工株式会社

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