Pat
J-GLOBAL ID:200903052773802403

ヒ-タ付き酸素センサ及びその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 菅原 正倫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999011835
Publication number (International publication number):2000206080
Application date: Jan. 20, 1999
Publication date: Jul. 28, 2000
Summary:
【要約】【課題】 焼成時にヒータと酸素濃淡電池素子との間に応力が残留しにくく、反りや剥離等の発生が防止されるヒータ付き酸素センサを提供する。【解決手段】 ヒータ付き酸素センサの検出素子2は、そのセラミックヒータ22が、板厚方向中間位置に形成された第一絶縁層24と、その第一絶縁層24中に埋設される形でセラミックヒータの板面方向に沿って形成される抵抗発熱体パターン23とを有し、さらにその第一絶縁層24がジルコニア固体電解質からなる第一ヒータ本体層28及び第二ヒータ本体層29により挟まれた構造を有する。そして、セラミックヒータ22は酸素濃淡電池素子20に対し、第一ヒータ本体層28側において第二絶縁層27を介して接合される。これにより、焼成時にヒータ22と酸素濃淡電池素子20との間に応力が残留しにくく、反りや剥離等が発生しにくくなり、ひいてはヒータ22と酸素濃淡電池素子20との一体焼成を可能として、検出素子2の製造能率及び歩留まりを大幅に向上させることができる。
Claim (excerpt):
主体金具の内側に測定対象となるガス中の被検出成分を検出する検出素子が配置されるとともに、該検出素子は、ジルコニアを主成分とする酸素イオン伝導性固体電解質で構成された素子本体層の一方の面に測定電極を、他方の面に基準電極を形成した板状の酸素濃淡電池素子と、その酸素濃淡電池素子の基準電極側に積層一体化される板状のセラミックヒータとを備え、前記セラミックヒータは、絶縁性セラミックにより板厚方向中間位置に形成された第一絶縁層と、その第一絶縁層中に埋設される形で前記セラミックヒータの板面方向に沿って形成される抵抗発熱体パターンと、前記第一絶縁層を厚さ方向両側から挟む形で形成されるとともに、それぞれジルコニアを主成分とする酸素イオン伝導性固体電解質で構成された第一ヒータ本体層及び第二ヒータ本体層とを備え、前記セラミックヒータは前記酸素濃淡電池素子に対し、前記第一ヒータ本体層側において、絶縁性セラミックにより構成される第二絶縁層を介して接合されていることを特徴とするヒータ付き酸素センサ。
F-Term (3):
2G004BB04 ,  2G004BJ03 ,  2G004BM07
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (11)
  • 特開昭60-228955
  • 空燃比検知装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平5-220569   Applicant:日本電装株式会社
  • 限界電流式酸素センサ
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平4-275546   Applicant:株式会社フジクラ, 財団法人地球環境産業技術研究機構
Show all

Return to Previous Page