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J-GLOBAL ID:200903053020955572

軸受のシール装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 後藤 隆英
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995319697
Publication number (International publication number):1996210364
Application date: Nov. 14, 1995
Publication date: Aug. 20, 1996
Summary:
【要約】【課題】 軸受シール装置の耐外力保持性能を高め、軸受オイルを良好に保持することを可能とする。【構成】 片袋構造の軸受空間の採用によりオイルの耐外力保持性能を高めるとともに、所定の条件を満足する隙間変化部50を設けて袋部40から隙間変化部50までオイルを満たした状態とし、隙間変化部50の内容量を袋部40の内容量の5%以上、かつラジアル軸受部24の内容量の100%以上に設定するとともに、隙間変化部外端における隙間を隙間変化部内端における隙間の2倍以上に設定することによって、オイル注入量や内部容量のばらつき、回転等によるスラスト軸受の浮上や発熱を原因とする内容量の変化、蒸発や内部混入空気によるオイル容量の変化などが生じても、軸受部に常にオイルを保持するように構成したもの。
Claim (excerpt):
回転部材と固定部材とのいずれか一方側に形成された軸が他方側に形成された略円筒状の袋部内に挿入され、上記袋部内に設けられた一対のラジアル軸受部によって上記回転部材と固定部材とが相対的に回転自在に支承され、上記ラジアル軸受部の軸方向外側に隙間変化部が設けられ、上記袋部内から上記隙間変化部にかけてオイルが充填されてなる軸受のシール装置であって、上記隙間変化部は、1)上記ラジアル軸受部側の隙間変化部内端で該隙間変化部における最小隙間を有するとともに、上記ラジアル軸受部とは逆側の隙間変化部外端で該隙間変化部における最大隙間を有し、2)上記袋部側から見た上記軸に対する上記隙間変化部の角度を隙間傾斜角としたとき、上記隙間変化部内端から隙間変化部外端の隙間傾斜角は0°以上であり、3)上記隙間変化部外端は、上記軸との隙間が0.8mm以下、かつ、隙間傾斜角が45 ゚以下の位置であり、4)上記隙間変化部の内容量を、上記袋部の内容量に対して5%以上、かつ上記ラジアル軸受部の内容量に対して100%以上に設定するとともに、上記隙間変化部外端における半径方向隙間が上記隙間変化部内端における半径方向隙間に対して2倍以上に設定されていることを特徴とする軸受のシール装置。
IPC (2):
F16C 33/74 ,  F16C 33/10

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