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J-GLOBAL ID:200903053106476502

車両用空調装置のエバポレータ温度制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 櫛渕 昌之 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992152652
Publication number (International publication number):1993319083
Application date: May. 20, 1992
Publication date: Dec. 03, 1993
Summary:
【要約】【目的】 車両用空調装置において、エバポレータからの臭気の防止と省動力とが両立できるエバポレータ温度制御を実現する。【構成】 エバポレータ温度と目標温度との偏差に基づくPI制御に加えて、エバポレータ温度と上限温度との偏差及びエバポレータ温度の変化率とに基づいた補正制御が行われる。この補正制御は、エバポレータ温度が上限温度を超えるおそれのあるとき、有効に働いて温度上昇を抑える。エバポレータ温度が上限温度を超えるおそれのない状況下では、補正制御の働きは弱まり、PI制御が主として働く。この補正制御のおかげで、エバポレータ温度が上限温度を超えることが抑えられて臭気発生が防止されると共に、PI制御の目標温度を理想より低い温度に設定しておく必要が無いので省動力も実現できる。
Claim (excerpt):
車両用空調装置のエバポレータ温度を制御する装置において、前記エバポレータの温度を検出する手段と、前記検出温度と所定の目標温度の偏差に対して比例積分演算を行なって、前記検出温度を前記目標温度に近づけるための基本操作量を発生する手段と、前記検出温度と所定のエバポレータ上限温度との偏差及び前記検出温度の変化率に基づいて、前記検出温度が前記上限温度を超えないようにするための補正操作量を発生する手段と、前記基本操作量と前記補正操作量とを組合せた操作量に従って、前記エバポレータの作動を調節する手段と、を有することを特徴とするエバポレータ温度制御装置。

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