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J-GLOBAL ID:200903053173263882

内皮下細胞外基質上の内皮を利用する改善された血液接触表面

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石田 敬 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995527213
Publication number (International publication number):1997512184
Application date: Apr. 28, 1995
Publication date: Dec. 09, 1997
Summary:
【要約】本発明は、適当な内皮下基質上で増殖させた受容体の内皮細胞を利用することによって抗血栓性となった血管補てつ物の如き改善された血液接触装置に関する。内皮細胞の増殖のための支持体を担うこの内皮下基質層は天然ドナー血管又は生体外組織培養起源のいづれかより得られうる。この内皮下基質はドナー血管の上でその場で使用されるか、又は合成構成物、好ましくは多孔質延伸膨張ポリテトラフルオロエチレン上で増殖又は適用される。この内皮下基質が調製できたら、受容体の内皮細胞をこの基質支持体の上に植えつける。この基質支持体はこれにより直接血液接触表面を担う。内皮細胞は手術内手順として適用するか、又は細胞が集密単層をつくりあげるまで内皮下基質支持体上で生体外増殖させてよい。本発明の重要な観点は、生きている受容体内皮細胞を適当な内皮下基質支持体上で増殖させ、これにより実質的に非血栓形成性である血液接触表面を提供することにある。更に、受容体の免疫応答の可能性は最小限となる。本発明は6mm以下の直径を必要とする人工バイパスに極めて有用な血管補てつ物をもたらす。
Claim (excerpt):
血液接触表面であって: 適用した心臓血管内皮細胞の付加及び増殖を支持する内皮下基質層を含んで成る支持体; 前記内皮下基質層に付着した適用心臓血管内皮細胞層; を含んで成り、ここで前記心臓血管内皮細胞が直接血液接触表面を担い、そして ここで前記支持体に付着された細胞がないとき、前記支持体が直接血液接触表面を担う、前記血液接触表面。
IPC (3):
A61L 33/00 ,  A61F 2/06 ,  A61L 27/00
FI (4):
A61L 33/00 T ,  A61F 2/06 ,  A61L 27/00 Q ,  A61L 27/00 V

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