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J-GLOBAL ID:200903053187758612

温熱環境解析による温度分布の予測方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 二宮 正孝
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000146039
Publication number (International publication number):2001325555
Application date: May. 18, 2000
Publication date: Nov. 22, 2001
Summary:
【要約】【課題】大空間における構造体の熱容量を加味した温熱環境解析をコンピュータを用いた実用的なレベルで実現し、温度分布の高精度な予測を可能とし、制気口の風量・配置及び吹出し温度の適正な設計を実現する。【解決手段】構造体のデータにより定常熱負荷計算を行なって計算値を求め、空調機能力の決定と空調スケジュールの設定を行なう。次に建物又は室の構造体や家具などの熱容量による蓄放熱効果を反映できる非定常熱伝導解析を行う。次に過去の実測データに基づいた予想熱負荷計算値を求める。定常熱負荷計算値と予想熱負荷との差を求めて、その差を蓄熱または放熱効果として汎用の熱流体解析ソフトの境界条件に反映し、対象空間の温熱環境シミュレーションを実行する。
Claim (excerpt):
大空間や吹き抜け空間における温熱環境を解析し温度分布を予測する方法であって、(a)構造体の物性値・外気条件・日射量・内部発熱等のデータを入力し、(b)定常熱負荷計算を行なって計算値を求め、(c)その計算値から空調機能力の決定と空調スケジュールの設定を行ない、(d)非定常熱伝導計算による室温計算を行ない、(e)過去の実測データを参照して鉛直温度分布の予想値を算出し、(f)前記予想鉛直温度分布に基づいて予想熱負荷を計算し、(g)前記定常熱負荷の計算値と予想熱負荷計算値との熱量差を計算し、(h)前記熱量差に基づいて前記定常熱負荷計算値を修正し、(i)前記修正された定常熱負荷計算値を定常熱流体解析の境界条件として設定し、(j)前記定常熱流体解析によって鉛直温度分布の計算値を求め、(k)前記鉛直温度分布の計算値と前記予想値とを比較し、(l)前記比較による差が所定の許容範囲内に収束すれば終了とし、(m)前記比較による差が所定の許容範囲外であれば鉛直温度分布の予想値を再計算し、前記工程(f)以降の工程を繰り返すことを特徴とする温熱環境解析による温度分布の予測方法。
IPC (2):
G06F 19/00 110 ,  F24F 11/02
FI (2):
G06F 19/00 110 ,  F24F 11/02 Z
F-Term (10):
3L060AA08 ,  3L060CC03 ,  3L060CC19 ,  3L060DD08 ,  3L060EE45 ,  5B049AA06 ,  5B049BB05 ,  5B049CC11 ,  5B049EE03 ,  5B049EE41

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