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J-GLOBAL ID:200903053218166115

放射線モニタ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴江 武彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993114910
Publication number (International publication number):1994324150
Application date: May. 17, 1993
Publication date: Nov. 25, 1994
Summary:
【要約】【目的】本発明は、放射線レベルの異常上昇を初期段階で早期にかつ確実に検知して、対策処置を早期に行なえることを最も主要な目的としている。【構成】放射線レベルが上昇したことを検知するデータ処理として、一定時間t毎に計数してNを取得し、毎回最新データをN1 とし計数毎にN1 を含む新計数時間帯Ts とその前の旧時間帯Tb を設定して、夫々の計数率ns ,nb の差である上昇レベル計数率nを求め、nを測定する時の統計誤差の関係式を用い上昇レベル判定値aを求めてnとaとを比較し、nがaより大である場合は予告警報を行い、nがaより小である場合はTs の時間帯を延長して、Tb をTs の延長分だけ前にシフトさせ、同様の処理で上昇レベル計数率nと上昇レベル判定値aを求めかつ比較して予告判定を行ない、Ts が予め設定したTmax になるまで繰り返し、Tmax になったら次の計数tで同様の処理を順次行なうことを特徴とする。
Claim (excerpt):
放射性物質取扱施設の放射線を検出する放射線検出器と、この放射線検出器からの放射線レベルを連続測定し、所定のデータ処理を行なって当該放射線レベルが上昇したことを検知するデータ処理装置と、このデータ処理装置からの検知出力により動作して警報を出力する警報装置とから構成される放射線モニタにおいて、前記データ処理装置におけるデータ処理として、一定時間t毎に計数してNを取得し、毎回最新データをN1 とし計数毎にN1を含む新計数時間帯Ts とその前の旧時間帯Tb を設定して、それぞれの計数率ns ,nb の差である上昇レベル計数率nを求め、さらに当該上昇レベル計数率nを測定する時の統計誤差の関係式を用いて上昇レベル判定値aを求め、前記上昇レベル計数率nと上昇レベル判定値aとを比較し、上昇レベル計数率nが上昇レベル判定値aよりも大である場合には予告警報を行ない、上昇レベル計数率nが上昇レベル判定値aよりも小である場合には前記新計数時間帯Ts の時間帯を延長して、Tb をTs の延長分だけ前にシフトさせ、前記同様の処理により上昇レベル計数率nと上昇レベル判定値aを求めかつ比較して予告判定を行ない、前記新計数時間帯Ts があらかじめ設定したTmax になるまで繰り返し、当該Tmax になったら次の計数tで同様の処理を順次行なうことを特徴とする放射線モニタ。
IPC (2):
G01T 1/16 ,  G01T 1/17

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