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J-GLOBAL ID:200903053254537472

コンクリート部材中のマクロセル腐蝕速度算定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小川 信一 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001303421
Publication number (International publication number):2003107025
Application date: Sep. 28, 2001
Publication date: Apr. 09, 2003
Summary:
【要約】【課題】既存コンクリート部材中のマクロセル腐蝕速度を定量的に算定する方法を提供する。【解決手段】対象領域を鉄筋(主筋16a、スターラップ16b)に沿って?@〜?Eに区分し、各区分?@...?Eごとの鉄筋16,17とコンクリート部材18とを接合点1...10とした等価回路を形成し、各区分?@...?Eごとに鉄筋電位Vi(iは奇数)、鉄筋の分極抵抗Ri,j (jは偶数)および部材18の電気抵抗Rsを測定し、コンクリート電位Vj を未知数とし、接合点(j)ごとに流入・流出する電流の和がゼロとして得られる連立方程式〔数9〕を解いてコンクリート電位Vjを求め、Vi、Vj、Rj,j+2 からマクロセルアノード電流Ii,j を算定する。
Claim (excerpt):
鉄筋コンクリート構造物の鉄筋から流出するマクロセルアノード電流を算定する方法であって、算定対象に選んだ領域内の鉄筋に沿って所定の間隔で前記領域内を区分し、前記鉄筋が腐蝕して発生したマクロセルにより前記領域内のコンクリート部材内に流れる電流について、前記各区分ごとにコンクリート部材とこれに接する鉄筋とをそれぞれ電気回路の接合点とし、且つ前記領域を閉領域とする等価回路を形成し、前記各区分ごとに鉄筋電位、鉄筋の分極抵抗およびコンクリート部材の電気抵抗を測定し、前記等価回路の接合点ごとに、前記鉄筋電位測定値、分極抵抗測定値、電気抵抗測定値および前記接合点のコンクリート電位から、前記コンクリート側の各接合点に流入または流出する電流を求める式を作り、前記電流の和がゼロであるとして得られる連立方程式を作り、該連立方程式の解として得られる前記コンクリート電位算定値、並びに前記鉄筋電位測定値および前記分極抵抗測定値を用いて前記区分ごとに鉄筋からコンクリート部材中に流出するマクロセルアノード電流を算定することからなるコンクリート部材中のマクロセル腐蝕速度算定方法。
IPC (4):
G01N 27/00 ,  G01N 27/20 ,  G01N 27/26 351 ,  G01N 33/38
FI (4):
G01N 27/00 L ,  G01N 27/20 Z ,  G01N 27/26 351 P ,  G01N 33/38
F-Term (12):
2G060AA10 ,  2G060AA14 ,  2G060AE28 ,  2G060AF07 ,  2G060AF15 ,  2G060AG11 ,  2G060EA04 ,  2G060EA05 ,  2G060EA06 ,  2G060EA08 ,  2G060HC10 ,  2G060KA11

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