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J-GLOBAL ID:200903053322800624

飛灰に含まれる重金属の安定化処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 足立 勉 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998000458
Publication number (International publication number):1999192468
Application date: Jan. 05, 1998
Publication date: Jul. 21, 1999
Summary:
【要約】【課題】 本発明は、埋め立て後に重金属が溶出しない飛灰に含まれる重金属の安定化処理方法を提供することを目的とする。【解決手段】 廃棄物の焼却時又は焼却残渣を溶融時に発生する飛灰に含まれる重金属の安定化処理方法において、飛灰のpHを8以上に調整し、次に、飛灰100重量部に対して硫黄イオンを遊離する多硫化カルシウムまたは硫酸バンドからなる硫化剤の硫黄を0.1重量部以上加えて混練し、次に、飛灰に含まれる6価クロムのモル量に対して塩化第一鉄または硫化第一鉄からなる二価鉄塩の鉄のモル量が2倍以上となるような割合で二価鉄塩を加えると共に、塩化第二鉄または硫化第に鉄からなる三価鉄塩の鉄のモル量と二価鉄塩の鉄のモル量の合計が前記硫黄のモル量の同等以上となるように三価鉄塩を加えて混練し、次に、混練物にpH調整剤を加えてpH9.0〜11.0の範囲内に調整し、混練することを特徴とする。
Claim (excerpt):
廃棄物の焼却時又は焼却残渣を溶融時に発生する飛灰に含まれる重金属の安定化処理方法において、前記飛灰のpHを8以上に調整し、次に、飛灰100重量部に対して硫黄イオンを遊離する硫化剤の硫黄を0.1重量部以上加えて混練し、次に、飛灰に含まれる6価クロムのモル量に対して二価鉄塩の鉄のモル量が2倍以上となるように二価鉄塩を加えると共に、三価鉄塩の鉄のモル量と二価鉄塩の鉄のモル量の合計が前記硫黄のモル量の同等以上となるように三価鉄塩を加えて混練し、次に、混練物にpH調整剤を加えてpH9.0〜11.0の範囲内に調整し、混練することを特徴とする飛灰に含まれる重金属の安定化処理方法。
IPC (3):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  A62D 3/00
FI (3):
B09B 3/00 304 G ,  A62D 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB

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