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J-GLOBAL ID:200903053403422888

硫化水素含有ガスの処理法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大谷 保
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994063896
Publication number (International publication number):1995268357
Application date: Mar. 31, 1994
Publication date: Oct. 17, 1995
Summary:
【要約】【目的】 硫化水素含有ガスから硫黄と水素を効率よく回収することができ、かつ、好ましくはクローズドシステムで長期間連続運転が可能な硫化水素含有ガスの処理法を提供すること。【構成】 鉄塩水溶液処理及び電気化学的再生処理を組み合わせて硫化水素含有ガスから硫黄と水素を回収する処理方法において、硫化水素ガス吸収・酸化工程で発生した酸化処理済ガスを、主循環鉄液よりも低い温度の鉄液と接触させて該ガスの温度を低下させてから、系外へ排出させる硫化水素含有ガスの処理方法、及びこれにさらに副生硫酸の還元処理工程を付加した硫化水素含有ガスの処理法である。
Claim (excerpt):
硫化水素ガス吸収・酸化工程において、硫化水素含有ガスを3価の鉄イオンを含む硫酸-硫酸鉄溶液と接触処理し硫化水素を吸収させて酸化反応を行い、2価の鉄イオン、硫黄及び副生硫酸を含む溶液を生成させ、次いで、硫化水素ガス吸収・酸化工程の出口液を硫黄分離工程に導入して該溶液から硫黄を分離した後、硫黄分離工程の出口液を電気化学的再生処理工程に導入して2価の鉄イオンを3価の鉄イオンへ再生すると共に、水素を発生させて回収するに当たり、(A)電気化学的再生処理工程の出口液を、硫化水素ガス吸収・酸化工程に戻すことにより循環させて、硫化水素ガス吸収・酸化工程、硫黄分離工程及び電気化学的再生処理工程からなる主循環経路を構成する一方、(B)電気化学的再生処理工程の出口液の一部を主循環経路における硫酸-硫酸鉄溶液よりも低い温度で、硫化水素ガス吸収・酸化工程において発生した酸化処理済みガスに対して接触させた後、系外へ排出することを特徴とする硫化水素含有ガスの処理法。
IPC (9):
C10G 17/02 ,  B01D 53/52 ,  B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  C02F 1/461 ,  C10G 32/02 ,  C25B 1/00 ,  C25B 1/02 ,  C25B 15/08 302
FI (3):
B01D 53/34 121 F ,  B01D 53/34 127 A ,  C02F 1/46 101 Z

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