Pat
J-GLOBAL ID:200903053430667566

新規触媒組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 穂高 哲夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993103720
Publication number (International publication number):1994285374
Application date: Apr. 07, 1993
Publication date: Oct. 11, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 耐水熱性を有するとともに、各種の炭化水素転換反応触媒反応に対して高い触媒活性を発揮する触媒組成物を提供する。【構成】 アルミニウム化合物を含有するバインダー材のスラリーと、SiO2/Al2O3比(モル比)が7以上であり、IRスペクトルにおいて3602±5cm-1の波数範囲に明確な吸収ピークが認められず、固体NMR法によって測定したゼオライト結晶格子内4配位Alの含量が14重量%以下であり、X線粉末回折分析によって測定した改質前のゼオライトに対する相対結晶化度が40%以上であり、また、細孔径3〜30nmの細孔の容積が全細孔容積に対して20%以上である改質ゼオライト(I)のスラリーとを混合することによって調製された触媒組成物よりなる。
Claim (excerpt):
アルミニウム化合物を含有するバインダー材のスラリー(bS)と、SiO2 /Al2O3比(モル比)が7以上であり、IRスペクトルにおいて3602±5cm-1の波数範囲に明確な吸収ピークが認められず、固体NMR法によって測定したゼオライト結晶格子内4配位Alの含量が14重量%以下であり、X線粉末回折分析によって測定した改質前のゼオライトに対する相対結晶化度が40%以上であり、また、細孔径3〜30nmの細孔の容積が全細孔容積に対して20%以上である改質ゼオライト(I)のスラリー(zS)とを混合することによって調製された触媒組成物であって、少なくとも前記改質ゼオライト(I)に由来する改質ゼオライト(II)と少なくとも前記バインダー材に由来するバインダー(III)からなり、該改質ゼオライト(II)の含有量が10〜90重量%の範囲にあり、かつ該バインダー(III)の含有量が10〜90重量%の範囲にあり、IRスペクトルにおいて3602±5cm-1の波数範囲に明確な吸収ピークが認められ、該改質ゼオライト(II)におけるゼオライト結晶格子内4配位Alの含量は前記改質ゼオライト(I)におけるゼオライト結晶格子内4配位Alの含量に比べて0.1重量%相当以上多くなっており、該改質ゼオライト(II)の前記改質前のゼオライトに対する相対結晶化度(ただし、この相対結晶化度も前記同様にして測定されたものとする。)は少なくとも35%であり、該改質ゼオライト(II)のU.D.値は前記改質ゼオライト(I)のU.D.値に比べて少なくとも0.001nm大きくなっており、細孔径分布が0〜50nmの範囲及び50〜1000nmの範囲のそれぞれに極大値を有すると共に、細孔径5〜50nmの細孔容積が細孔径5〜1000nmの細孔容積の25%以上で、細孔径50〜1000nmの細孔容積が細孔径5〜1000nmの細孔容積の10%以上であり、かつ、全細孔容積が0.3ml/g以上であり、該改質ゼオライト(II)とバインダー(III)との混合度が0.5以上であることを特徴とするゼオライト含有組成物を含む新規触媒組成物。
IPC (2):
B01J 29/06 ,  C01B 33/34

Return to Previous Page