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J-GLOBAL ID:200903053437091414

全長の短い変倍レンズ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 韮澤 弘 (外7名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991221698
Publication number (International publication number):1993066348
Application date: Sep. 02, 1991
Publication date: Mar. 19, 1993
Summary:
【要約】【目的】 レンズ構成枚数が10枚以下で、全長が極めて短く、前玉径の小さい、小型軽量、また、低コストな大口径比高変倍比の変倍レンズ。【構成】 正の第1群G1と負の第2群G2とよりなる変倍系と、正で常時固定の第3群G3と正で変倍及び焦点位置調節のために可動の第4群G4とよりなる結像系とから構成された変倍レンズにおいて、その結像系の近軸配置と実際のレンズ形状や配列等の構成に工夫をしつつ、一部に非球面を導入し、種々の光学フィルターの位置をも工夫することで、変倍比8、広角端でのF値、画角がそれぞれ1.4、54°にて、フィルターこみの全長が9.7fW と極めて短くしつつも、球面収差等の諸収差が無理なくバランスよく補正された、結像特性の極めて良好な変倍レンズとなる。
Claim (excerpt):
物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有し変倍時に可動の第2レンズ群の2つの群からなる変倍系と、正の屈折力を有し常時固定の第3レンズ群、正の屈折力を有し変倍時及び焦点調節のために可動の第4レンズ群の2つの群からなる結像系とから構成され、第3レンズ群は、物体側から順に、少なくとも物体側の面が強い収斂性を有し光軸から離れるに従って光軸近傍の曲率半径を有する球面に対して物体側への偏倚量が単調増加するような非球面で構成された正レンズと、物体側の面の方が強い曲率の正レンズと、像側の面の方が強い曲率の負レンズの3枚にて構成され、第4レンズ群は、物体側の面が光軸から離れるに従って光軸近傍の曲率半径を有する球面に対して物体側への偏倚量が単調増加するような非球面である正レンズ1枚のみで構成されたレンズ系において、モアレ防止あるいは赤外カットフィルター等の光学部材の一部又は全部が前記第3レンズ群の2枚の正レンズの間に配置され、以下の条件を満足することを特徴とする全長の短い変倍レンズ: (1) 0.45<f<SB>34S </SB>/(f<SB>W </SB>f<SB>T </SB>)<SP>1/2 </SP><0.9 (2) 0.3 <β<SB>IV</SB><0.6 (3) 0.6 <r<SB>31</SB>/{(n<SB>31</SB>-1)(f<SB>W </SB>f<SB>T </SB>)<SP>1/2 </SP>}<1.2 (4) 0.28<r<SB>36</SB>/{(n<SB>36</SB>-1)(f<SB>W </SB>f<SB>T </SB>)<SP>1/2 </SP>}<0.56 (5) 0.38<D<SB>III </SB>/(f<SB>W </SB>f<SB>T </SB>)<SP>1/2 </SP><0.76ただし、f<SB>W </SB>、f<SB>T </SB>はそれぞれ広角端、望遠端の全系の焦点距離、f<SB>34S </SB>は全系の焦点距離が(f<SB>W </SB>f<SB>T </SB>)<SP>1/2 </SP>で無限遠物点合焦時の第3レンズ群、第4レンズ群の合成焦点距離、β<SB>IV</SB>は全系の焦点距離が(f<SB>W </SB>f<SB>T </SB>)<SP>1/2 </SP>で無限遠物点合焦時の第4レンズ群の倍率、r<SB>31</SB>は第3レンズ群の最も物体側の面の光軸近傍での曲率半径、r<SB>36</SB>は第3レンズ群の最も像側の面の曲率半径、n<SB>31</SB>、n<SB>36</SB>はそれぞれ第3レンズ群の最も物体側の正レンズと最も像側の負レンズの媒質の屈折率、D<SB>III </SB>は第3レンズ群の最も物体側の面の面頂から最も像側の面の面頂までの距離、である。
IPC (2):
G02B 15/16 ,  G02B 13/18

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