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J-GLOBAL ID:200903053536953878

塩化ビニル系重合体の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 長谷川 曉司
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994235355
Publication number (International publication number):1996100005
Application date: Sep. 29, 1994
Publication date: Apr. 16, 1996
Summary:
【要約】【目的】 内部ジャケット方式槽容器の長所を生かしつつ、付着生成等の従来の槽容器の不都合点を解決するため特定の構造の槽容器を用いて、高品質の塩化ビニル系重合体の製造を、高い生産性で製造することのできる方法の提供。【構成】 内筒の外面に直角に仕切板を間隔をおいて並設し、該仕切板の先端間に外ストリップを跨設することによって、前記内筒と外ストリップとの間に仕切板により仕切られた熱媒の流路を有する温調エレメントを形成し、この温調エレメントを容器本体内に外ストリップ側を容器本体の内面に対向させて間隔をおいて固定するとともに、前記温調エレメントと容器本体の内面との間の間隙の上下部を封止して間隙室を形成した構造を有し、かつその気相部に還流冷却器が設けられた槽容器を用いて、塩化ビニル系単量体の重合を水性媒体中で行う塩化ビニル系重合体の製造方法。この間隙室と容器本体内部とは好ましくは連通管等により実質的に均圧を確保する。
Claim (excerpt):
塩化ビニルまたは塩化ビニルを主体とする共重合可能な単量体の混合物を水性媒体中において重合するに際して、該重合を、内筒の外面に直角に仕切板を間隔をおいて並設し、仕切板の先端間に外ストリップを跨設することによって、前記内筒と外ストリップとの間に仕切板により仕切られた熱媒の流路を有する流路壁(以下「温調エレメント」という)を形成し、この温調エレメントを容器本体内に外ストリップ側を容器本体の内面に対向させて間隔をおいて固定するとともに前記温調エレメントの外ストリップ側と容器本体の内面との間の間隙の上下部を封止して間隙室を形成した構造を有し、かつその気相部に還流冷却器が設けられた槽容器中で行うことを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。
IPC (3):
C08F 2/16 MBF ,  C08F 2/00 MDD ,  C08F 14/06

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