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J-GLOBAL ID:200903053719107623

二置換二環式複素環化合物、これらの調製及び医薬組成物としてのこれらの使用

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中村 稔 (外9名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998536234
Publication number (International publication number):2001509815
Application date: Feb. 16, 1998
Publication date: Jul. 24, 2001
Summary:
【要約】本発明は有益な性質を有する一般式(式中、A、B、Ar、Het及びRaは請求の範囲第1項に定義されたとおりである)の新規な二置換二環式複素環、その互変異性体、立体異性体及びこれらの混合物並びにこれらの塩に関する。こうして、上記一般式I(式中、Eがシアノ基を表す)の化合物は一般式Iのその他の化合物を調製するのに有益な中間体であり、また上記一般式I(式中、EがRbNH-C(=NH)-基を表す)の化合物は有益な薬理学的性質、特にトロンビン抑制効果及びトロンビン時間を延長する効果を有する。
Claim (excerpt):
一般式の二置換二環式複素環化合物、これらの互変異性体、立体異性体、混合物及びこれらの塩。〔式中、 Aは基Hetのベンゾ部分、ピリド部分、ピリミド部分、ピラジノ部分、ピリダジノ部分またはチエノ部分に結合されたカルボニル基またはスルホニル基を表し、更に上記部分はR1基を含んでいなくてもよく、 Bはエチレン基を表し、基HetまたはArのいずれかに結合されたメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィニル基、スルホニル基、カルボニル基もしくは-NR1基(式中、R1は水素原子またはC1-6-アルキル基を表す)により置換されていてもよく、 Eはシアノ基またはRbNH-C(=NH)-基(式中、Rbは水素原子、ヒドロキシ基、C1-3-アルキル基または生体内で開裂し得る基を表す)を表し、 Arは必要によりフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはトリフルオロメチル基、C1-3-アルキル基もしくはC1-3-アルコキシ基により置換されていてもよいフェニレン基またはナフタレン基、必要により炭素骨格中でC1-3-アルキル基により置換されていてもよいチエニレン基、チアゾリレン基、ピリジニレン基、ピリミジニレン基、ピラジニレン基またはピリダジニレン基を表し、 Hetは式の二環式複素環を表し、式中、 Xは窒素原子であり、かつ Yは酸素原子もしくは硫黄原子または必要によりC1-6-アルキル基もしくはC3-7-シクロアルキル基により置換されていてもよい窒素原子であり、更に上記二環式複素環のフェニル部分中の1個または2個の角ではないメチン基は夫々窒素原子により置換されていてもよく、または Xは必要により基R1(R1は先に定義されたとおりである)により置換されていてもよいメチン基を表し、かつ Yは必要によりC1-4-アルキル基またはC3-7-シクロアルキル基により置換されていてもよい窒素原子を表し、または Hetは式の基を表し、式中、 R1は先に定義されたとおりであり、 Zは酸素原子または硫黄原子を表し、 基DまたはGの一つは窒素原子を表し、かつその他の基DまたはGはメチン基を表し、かつ RaはC1-6-アルキル基、必要によりC1-3-アルキル基により置換されていてもよいC3-7-シクロアルキル基(そのC1-3-アルキル基は更にカルボキシル基または生体内でカルボキシ基に変換し得る基により置換されていてもよい)またはR2NR3-基(式中、 R2はC1-4-アルキル基(これはカルボキシ基、C1-6-アルキルオキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、C1-3-アルキルスルホニルアミノカルボニル基、フェニルスルホニルアミノカルボニル基、トリフルオロスルホニルアミノ基、トリフルオロスルホニルアミノカルボニル基または1H-テトラゾリル基により置換されていてもよい)、 ヒドロキシ基、フェニル-C1-3-アルコキシ基、カルボキシ-C1-3-アルキルアミノ基、C1-3-アルコキシカルボニル-C1-3-アルキルアミノ基、N-(C1-3-アルキル)-カルボキシ-C1-3-アルキルアミノ基またはN-(C1-3-アルキル)-C1-3-アルコキシカルボニル-C1-3-アルキルアミノ基により置換されたC2-4-アルキル基(上記基中、隣接窒素原子に対しα-位の炭素原子は置換されていなくてもよい)、または 必要によりC1-3-アルキル基により置換されていてもよいピペリジニル基を表し、かつ R3は水素原子、C1-6-アルキル基、必要によりC1-3-アルキル基により置換されていてもよいC3-7-シクロアルキル基、C3-6-アルケニル基またはアルキニル基(その不飽和部分はR2NR3-基の窒素原子に直接結合されていなくてもよい)、 必要によりフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはC1-3-アルキル基もしくはC1-3-アルコキシ基により置換されていてもよいフェニル基、ベンジル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、ピラゾリル基、ピリジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、ピリダジニル基、ピロリル基、チエニル基またはイミダゾリル基を表し、または R2及びR3はそれらの間の窒素原子と一緒になって必要によりカルボキシメチル基またはC1-4-アルコキシカルボニル基により置換されていてもよい5員〜7員のシクロアルキレンイミノ基(それにフェニル環が更に縮合されていてもよい)を表す)を表す〕
IPC (27):
C07D209/08 ,  A61K 31/404 ,  A61K 31/4184 ,  A61K 31/4188 ,  A61K 31/437 ,  A61K 31/4439 ,  A61K 31/444 ,  A61K 31/454 ,  A61K 31/465 ,  A61K 31/498 ,  A61K 31/501 ,  A61K 31/506 ,  A61K 31/517 ,  A61P 7/02 ,  C07D235/14 ,  C07D235/28 ,  C07D239/74 ,  C07D241/44 ,  C07D277/64 ,  C07D401/14 ,  C07D403/12 ,  C07D409/14 ,  C07D417/12 ,  C07D471/04 107 ,  C07D471/04 108 ,  C07D495/04 103 ,  C07D513/04 343
FI (27):
C07D209/08 ,  A61K 31/404 ,  A61K 31/4184 ,  A61K 31/4188 ,  A61K 31/437 ,  A61K 31/4439 ,  A61K 31/444 ,  A61K 31/454 ,  A61K 31/465 ,  A61K 31/498 ,  A61K 31/501 ,  A61K 31/506 ,  A61K 31/517 ,  A61P 7/02 ,  C07D235/14 ,  C07D235/28 ,  C07D239/74 ,  C07D241/44 ,  C07D277/64 ,  C07D401/14 ,  C07D403/12 ,  C07D409/14 ,  C07D417/12 ,  C07D471/04 107 E ,  C07D471/04 108 E ,  C07D495/04 103 ,  C07D513/04 343
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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