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J-GLOBAL ID:200903053721123938

溶接性に優れたマルテンサイト系ステンレス溶接鋼管の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 川和 高穂
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996170749
Publication number (International publication number):1997327721
Application date: Jun. 11, 1996
Publication date: Dec. 22, 1997
Summary:
【要約】【課題】 湿潤炭酸ガスを含む石油・天然ガスを輸送する際に高い腐食抵抗性と、溶接性に優れた鋼管を高い生産性で製造する方法を課題とする。【解決手段】(1)主成分(成分組成はwt%)として、C:0.03%以下、Si:1.0%以下、Mn:2.0%以下、Cr:11〜14%、Ni:2.0〜5.0%、Cu:2.0%以下、Al:0.05%以下、N:0.02%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなるマルテンサイト系ステンレス鋼板を用意する工程と、(2)前記鋼板を1以上の形成ロールで円筒状のオープンパイブに形成する工程と、(3)前記オープンパイプの相対する両エッジ部を電気抵抗法あるいは誘導加熱法で加熱し、加熱された両エッジ部を突き合わせてレーザービームで溶接する工程と、(4)前記溶接後において、950〜1050°Cの温度に加熱して空冷以上の速さで冷却し、550°C以上Ac1点未満の温度で焼き戻す熱処理工程からなる。
Claim (excerpt):
下記の工程を備えたことを特徴とするマルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法。(1)主成分(成分組成はwt%)として、 C:0.03%以下、 Si:1.0%以下、 Mn:2.0%以下、 Cr:11〜14%、 Ni:2.0〜5.0%、 Cu:2.0%以下、 Al:0.05%以下、 N:0.02%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなるマルテンサイト系ステンレス鋼板を用意する工程と、(2)前記鋼板を1以上の形成ロールで円筒状のオープンパイプに形成する工程と、(3)前記オープンパイプの相対する両エッジ部を突き合わせてレーザービームで溶接し、又は電気抵抗加熱法あるいは誘導加熱法で加熱し、両エッジ部を突き合わせてレーザービームで溶接して造管する工程と、(4)前記造管後において、950〜1050°Cの温度に加熱して空冷以上の速さで冷却し、550°C以上Ac1点未満の温度で焼き戻す熱処理工程。
IPC (7):
B21C 37/08 ,  B23K 26/00 310 ,  B23K 26/00 ,  C21D 9/08 ,  C21D 9/50 101 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58
FI (7):
B21C 37/08 F ,  B23K 26/00 310 J ,  B23K 26/00 310 W ,  C21D 9/08 F ,  C21D 9/50 101 A ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/58

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