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J-GLOBAL ID:200903053798598939

ナトリウム-硫黄電池

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 恩田 博宣
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994169734
Publication number (International publication number):1996031451
Application date: Jul. 21, 1994
Publication date: Feb. 02, 1996
Summary:
【要約】【目的】 陽極室内の陽極容器側における多硫化ナトリウムの酸化還元反応を容易にし、反応により生成したナトリウムイオンの固体電解質管側への移動を速やかにして充電回復率を向上させるようにする。また、長期にわたる電池の劣化を抑制して電池性能を安定化できるようにする。【構成】 陽極室6内に陽極活物質である硫黄Sを含浸したマット7が収容される。このマット7はカーボン繊維織布、すなわちウェブ15〜18が積層され、ニードルパンチが施されるとともに、各ウェブ15〜18の繊維径が固体電解質管5から陽極容器1に向かうに従って次第に細くなるように形成される。また、マット7は、厚さの異なる複数のウェブ15〜18で構成され、厚いウェブが陽極容器1側に組み込まれる。さらに、ウェブ15〜18の厚さ方向に配向する繊維の割合が、陽極容器1側ほど高くなるように設定される。
Claim (excerpt):
筒状の陽極容器内にナトリウムイオンを選択的に透過させる有底筒状の固体電解質管を配置し、陽極容器と固体電解質管との間に形成される陽極室に陽極活物質としての硫黄を含浸した陽極用導電材のマットをその厚さ方向が陽極容器の半径方向となるように収容するとともに、固体電解質管内の陰極室に陰極活物質としてのナトリウムを収容したナトリウム-硫黄電池において、前記マットは、カーボン繊維織布が積層されるとともに、ニードルパンチが施されて形成され、カーボン繊維織布の繊維径が固体電解質管から陽極容器に向かうに従って次第に細くなるように構成されたナトリウム-硫黄電池。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平3-145069

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