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J-GLOBAL ID:200903053821964654

α-オレフィン重合用球状触媒の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 浅村 皓 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994066220
Publication number (International publication number):1994298826
Application date: Apr. 04, 1994
Publication date: Oct. 25, 1994
Summary:
【要約】【目的】 α-オレフィン重合用のZiegler-型球状触媒の製造方法およびこの触媒を使用した超高分子量球状ポリエチレンの製造方法を提供する。【構成】 硫酸アルミニウムの水性溶液と炭酸水素アンモニウムの水性溶液とを、7.5〜7.7の間のpHで反応させてアンモニウムドウソナイトを製造し、これを噴霧乾燥させ球状粒子にし次いでか焼して球状支持体を製造し、これにチタンを含浸させて良好な強度を有する球状触媒を製造する。この球状触媒の存在下にα-オレフィンを重合させると、支持体の球状特性を保持し、かつ、低流れ角度および良好なかさ密度を有するポリオレフィンが得られる。
Claim (excerpt):
(A)球状触媒支持体a)遠心機中において、7.5〜7.7の間のpHで硫酸アルミニウムの水性溶液と炭酸水素アンモニウムの水性溶液との間の反応から製造したアンモニウムドウソナイトの水性スラリーを、該ドウソナイト生成物が10〜20重量%残留硫酸イオンを保留し、フィルターケーキの濃度が8.0〜10.0重量%であるように濾過し、b)a)において得られたスラリーを、入口温度が350〜450°C、出口温度が130〜150°C、そしてディスク速度が10000〜14000rpmである噴霧乾燥機中において3.0〜4.0kg/分の流量で乾燥させて球状アンモニウムドウソナイトを生成させ、c)b)において得られた乾燥球状アンモニウムドウソナイトを600〜700°Cの炉内に置かれた石英管中において4〜6時間か焼して球状γ-アルミナを生成させ、(B)球状触媒(A)(c)において製造したγ-アルミナ上に、脂肪族炭化水素溶剤中に溶解させたハライドとしてのチタンを含浸させて触媒に配合された金属としてのチタン含量を0.5〜1.0重量%の範囲内にし、温度を140〜160°Cまで上昇させ、全系をかく拌しながらこの温度を1時間保持し、60〜65°Cに冷却し、該球状触媒生成物を脂肪族炭化水素で洗浄する諸工程から成ることを特徴とするα-オレフィン重合用球状触媒の製造方法。
IPC (2):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 10/00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭63-061008

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