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J-GLOBAL ID:200903053827797105

複合不織布および該複合不織布を用いた衛生材料

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995075930
Publication number (International publication number):1996269859
Application date: Mar. 31, 1995
Publication date: Oct. 15, 1996
Summary:
【要約】【目的】 柔軟な風合いで、尿のような体液の透過性に優れ、体液を通過させた後の液の逆戻りが殆どなく、表面ドライ感に優れ、使い捨て紙おむつ、失禁者用パッド、生理用ナプキン、ベッドシート等の衛生材料の表面材として好適に使用し得る複合不織布および該複合不織布を表面材として用いた衛生材料の提供。【構成】 複合不織布の製造方法であって、スパンボンド不織布上にパルプ繊維からなる紙シート層を積層し、該紙シート側からスパンボンド不織布側へ、0.03〜0.25kWh/kgの範囲の付加比エネルギーで高圧水柱流を通過させ、パルプ繊維の一部が該スパンボンド不織布中に投描されて、交絡、接合されてなり、かつスパンボンド不織布層と紙シート層との間の層間剥離強度が20〜400gf/50mmである。衛生材料は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記両シートの間にセカンドシートと吸収体が配置されて構成される。
Claim (excerpt):
スパンボンド不織布上にパルプからなる紙シートが積層され、該紙シート側からスパンボンド不織布側へ、下記式(1)で算出される付加比エネルギー、Eが0.03〜0.25kWh/kgの範囲で高圧水柱流処理が施され、それによって紙シートが前記高圧水柱流処理後もシートの形状を維持しながら、該紙シートを構成するパルプ繊維の一部が該スパンボンド不織布中へ投錨されて交絡、接合されてなり、かつスパンボンド不織布層と紙シート層との間の、JIS P 8111に記載された方法で前処理し、長さ100mm、幅50mmで剥離速度50mm/分で剥離したときの層間剥離強度が20〜400gf/50mmであることを特徴とする複合不織布。E={A×(2/ρ)1/2×(g×P)3/2}/{(M0+M1)×60×S} ・・・・・(1)ただし、E=付加比エネルギー(kWh/kg)A=高圧水柱流を処理する幅1m当りのノズル孔面積の和ρ=水の密度(kg/cm3)g=重力加速度(m/s2)P=ノズル部での水圧(Pa)S=複合不織布の通過速度(m/分)M0=紙シートの坪量(g/m2)M1=スパンボンド不織布の坪量(g/m2)
IPC (6):
D04H 5/02 ,  A61F 13/54 ,  A61F 13/15 ,  B32B 5/26 ,  D04H 3/16 ,  D04H 5/00
FI (6):
D04H 5/02 A ,  B32B 5/26 ,  D04H 3/16 ,  D04H 5/00 Z ,  A41B 13/02 E ,  A61F 13/18 310 Z

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