Pat
J-GLOBAL ID:200903053919224063
2方向同時空転・ロック切替えクラッチ
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
野田 雅士 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998066325
Publication number (International publication number):1999264426
Application date: Mar. 17, 1998
Publication date: Sep. 28, 1999
Summary:
【要約】【課題】 正転・逆転方向のいずれの方向にも同時にロック状態と回転可能状態とに切替え可能になるという新たな機能を持ち、さらに構造が簡易で低価格化が可能であり、幅寸法も小さくできるものとする。【解決手段】 内輪1および外輪2と、内輪1のカム面6に摩擦接触して内外輪1,2の相対回転をロックする転動体3とを備える。この転動体3の保持器4を、所定の外力が加わることで、転動体3の位置がカム面6の中立位置となるように内輪1に拘束状態とする案内手段14を設ける。保持器4は櫛型のものとし、柱部4bの先端にリングばね5を取付ける。リングばね5は、摩擦付与用ばね片5bおよび戻しばね片5cを一体に有するものとする。
Claim (excerpt):
互いに正逆に回転可能で内外に位置する第1の回転部材および第2の回転部材と、両回転部材の間の円周方向複数個所に介在していずれか一方の回転部材に対する中立位置から正逆いずれかの回転方向にずれることでそのずれ方向に対応する方向の回転を摩擦接触によりロックする係合子と、鍔リング部およびこの鍔リング部の片方の幅面に櫛歯状に突出する複数の柱部を有し各柱部間で形成されるポケット内に前記各係合子を保持する保持器と、前記保持器の鍔リング部と同心位置で前記各柱部の先端に取付けられたリングばねと、このリングばねの円周方向複数個所に設けられて他方の回転部材の円周面に摺接する摩擦付与用ばね片,または前記保持器を軸方向に付勢する戻しばね片と、前記保持器を、所定の外力が加わることで、前記係合子の位置が前記中立位置となるように前記一方の回転部材に対して拘束状態とする案内手段とを設けた2方向同時空転・ロック切替えクラッチ。
Return to Previous Page