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J-GLOBAL ID:200903054320562498

土砂移動検知装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 平井 安雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2004071176
Publication number (International publication number):2005257550
Application date: Mar. 12, 2004
Publication date: Sep. 22, 2005
Summary:
【課題】 埋設地点における周囲土砂の移動に伴う移動体の離脱を、残った回転角検出器で検知することで、継続的に土砂移動の有無や移動に及んだ深さ等を発生地点において速やかに計測できる土砂移動検知装置を提供する。【解決手段】 複数個の移動体20がそれぞれ回転部12に所定の回転角度変位を与えつつ回転角検出器10上に連結され、この連結した移動体20の分離を、分離した移動体20からの拘束を解かれた回転部12の元に戻ろうとする回転角度変位から検知可能とし、こうした装置全体を土砂移動が予想される箇所に埋設し、土砂移動をこの土砂と共に移動する移動体20の分離状態から検知することから、埋設固定された回転角検出器10の位置で回転角検出器10上に移動体20が連結して残存する限り、周囲土砂の移動を素早く検知可能であり、且つ移動体20ごとの電源を不要にでき、長期にわたり継続的に観測を行える。【選択図】 図2
Claim (excerpt):
河川流域から海に至る水底に堆積する土砂の移動が起り得る領域で、土砂移動の予想される所定地点に埋設されて周囲土砂と共に移動可能とされ、且つ前記地点から移動したか否かを判別可能な移動体を少なくとも備え、前記移動体の移動により土砂の移動を検知する土砂移動検知装置において、 前記所定地点に埋設され、固定状態とされる基盤部及び当該基盤部に対し回転可能に支持されると共に回転変位に対し当初位置に戻そうとする付勢力が与えられる回転部を有してなり、当該回転部の前記基盤部に対する回転変位を検出して外部に出力可能な回転角検出器と、 当該回転角検出器の回転部と共に回転可能とされる部分を少なくとも有して回転部に着脱自在且つ一体で回転可能に係合させられ、且つ上部と下部を互いに着脱自在且つ一体で回転可能に係合させられる形状とされて、回転角検出器上側に積重なった状態で連結され、回転角検出器と共に埋設される複数個の移動体とを備え、 前記回転角検出器直上に連結される移動体が、前記回転部上側に係合し、回転部と一体に所定回転方向へ所定角度分回転させられ、当該回転後の位置で前記基盤部に前記所定回転方向と逆の方向への回転を拘束される過程を経て回転角検出器と連結状態となり、 また、移動体同士で連結される各移動体が、前記回転角検出器上に既に連結された一又は複数の移動体の最上部に係合し、前記既に連結された移動体及び回転部と一体に前記所定回転方向へ前記所定角度分回転させられ、当該回転後の位置で前記基盤部に前記所定回転方向と逆の方向への回転を拘束される過程を経て移動体同士で連結状態となり、 前記回転角検出器及び移動体の埋設状態で、一又は複数の移動体が周囲土砂の移動に追従して連結状態から分離した際の、移動体の分離前位置及び分離数に応じた前記回転部の前記所定回転方向と逆方向への回転変位から、分離した移動体を識別し、当該移動体に対応する深さの土砂移動を検知することを 特徴とする土砂移動検知装置。
IPC (2):
G01C13/00 ,  G01D21/00
FI (2):
G01C13/00 S ,  G01D21/00 D
F-Term (9):
2F076BA15 ,  2F076BB09 ,  2F076BB17 ,  2F076BD01 ,  2F076BD17 ,  2F076BE01 ,  2F076BE04 ,  2F076BE10 ,  2F076BE18
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
  • 特許第3488445号公報

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