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J-GLOBAL ID:200903054484522489

ラッチフリーSQUID磁束計

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 福田 武通 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996053685
Publication number (International publication number):1997222470
Application date: Feb. 19, 1996
Publication date: Aug. 26, 1997
Summary:
【要約】【課題】過大な入力信号に対して磁束ロックの喪失をすることなく計測を継続して行なうことができ、しかも低雑音で計測が可能なラッチフリーSQUID磁束計を提供する。【解決手段】センサSQUID1と、この出力を増幅するためのSQUIDアレイ8と、磁束ロックを行なうための増幅器15、積分器16とフィードバック回路、フィードバック量を制限するための電圧リミッタ18とから構成され、各SQUIDには線形領域を拡大するため、センサSQUID1では負帰還抵抗2と結合コイル3とから構成される負帰還回路、SQUIDアレイ8では負帰還抵抗9とインプットコイル10とから構成される負帰還回路が個別に設けられており、FLL回路の最大フィードバック量をSQUIDの線形範囲以下になるようにリミッタ幅を設定し、SQUIDアレイ8に伝達される最大磁束量がこのSQUIDアレイ8の線形動作範囲を超えないように構成する。
Claim (excerpt):
dc-SQUID(以下、SQUIDと記す)を磁場検出用のセンサとする磁束計であって、センサSQUIDの出力電圧を電流としてとりだす抵抗と、該抵抗に電気的に直列に接続されたコイルと、該コイルと磁気的に結合したSQUIDか若しくはSQUIDアレイからなるSQUID増幅器と、該SQUID増幅器の出力を増幅する増幅器と、該増幅器の出力を積分する積分器及び磁束フィードバック回路から構成される磁束ロックループ回路において、該磁束ロックループ内に磁束フィードバック量の最大振幅値をフィードバック磁束として受けるSQUIDの線形動作範囲内に制限するためのリミッタ手段を設けたことを特徴とするラッチフリーSQUID磁束計。

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