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J-GLOBAL ID：200903054814042705

石炭液化プロセスに於ける石炭スラリーの安定的な調製方法

Inventor： 望月 通晴 ,  加藤 健次 ,  川端 睦麿 ,  山本 久敬 ,  井口 憲二 ,  山浦 純治
Applicant, Patent owner： 新日本製鐵株式会社 ,  三井石炭液化株式会社
Agent (1)： 井上 雅生
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992148008
Publication number (International publication number)：1993320665
Application date： May. 15, 1992
Publication date： Dec. 03, 1993
Summary：

【要約】【目的】 本発明は石炭液化プロセスに於いて、石炭スラリーの物性の変化がスラリー調製工程で行われる循環攪拌混合操作によってどの様に変化するかを調査すると共に、そのさいに発生するスラリーの粘度上昇や石炭粒子の沈降を防止するためのスラリー調製方法を提供する。【構成】 石炭液化プロセスに於いて、スラリー調製時の温度範囲を50〜100°Cの範囲とし、この温度で得られるスラリーの粘度がスラリー循環ポンプの設備仕様の粘度の範囲以内になるように、スラリーの循環攪拌混合時間を調節することあるいは、スラリー調製槽、槽内のスラリーを攪拌混合する撹拌機、スラリー循環ポンプから成る循環ラインによって構成されたスラリー調製装置の、循環ラインでの循環速度を調整可能な流量制限オリフィスをスラリー循環ライン内に設置して、スラリーを調製することを特徴とする。

Claim (excerpt)：

石炭、石炭液化用溶剤、および石炭液化用触媒を混合してスラリー化し、その石炭スラリーを水素の存在下で加圧、加熱して水素化分解し、得られた液化油を溶剤と残渣に分離する石炭液化工程と石炭液化工程で得られた溶剤の一部を溶剤水素化用触媒の存在下で加圧、加熱して水素添加した後、減圧し、石炭液化用溶剤として循環使用する溶剤水素化工程を有する石炭液化プロセスに於いて、スラリー調製時の温度範囲を50〜100°Cの範囲とし、この温度で得られるスラリーの粘度がスラリー循環ポンプの設備仕様の粘度の範囲以内になるように、スラリーの循環攪拌混合時間を調節することを特徴とする石炭液化プロセスに於ける石炭スラリーの安定的な調製方法。

IPC (2)：

C10G 1/06 ,  C10G 1/00