Pat

J-GLOBAL ID：200903054820105859

水素吸蔵電極の製造方法

Inventor： 村田 利雄
Applicant, Patent owner： 日本電池株式会社
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1991246736
Publication number (International publication number)：1993062672
Application date： Aug. 30, 1991
Publication date： Mar. 12, 1993
Summary：

【要約】【目的】充放電サイクル中に水素吸蔵合金の腐食を抑制する金属を水素吸蔵合金の表面に析出させる方法で、水素ガスの発生がなく、その金属を水素吸蔵合金にのみ析出させることにより、密閉形アルカリ電池の充放電サイクル中の放電容量の低下を抑制する。【構成】(1) 水素吸蔵合金は、その組成が原子比でLmNi3.8Co0.7 Al0.5 になるように、その構成元素を金属の状態で真空にした高周波誘導炉中で溶解し、鋳造し、粉砕する。(2) 温度が25°Cで0.1Mの濃度の硫酸銅水溶液からなるメッキ液に、この合金粉末を投入して攪拌する。(4) 水素吸蔵合金の表面に金属銅が析出する。(3) 洗浄、乾燥して金属銅で表面が被覆された水素吸蔵合金粉末を得る。(4) この水素吸蔵合金粉末をポリビニルアルコールの水溶液に分散してペースト状にし、塗着、乾燥、プレスし、切断して、水素吸蔵電極を製作する。

Claim (excerpt)：

金属Xはメッキ浴中および電池の電解液中における平衡電位がニッケルの平衡電位よりも貴な金属であり、金属Yはメッキ浴中および電池の電解液中における平衡電位がニッケルの平衡電位よりも卑な金属であり、金属Xの溶液からなるメッキ浴に、金属Yとニッケルとを含有する水素吸蔵合金を浸漬し、該水素吸蔵合金の表面に金属Yの酸化にともなう金属Xの置換メッキをおこなった水素吸蔵合金を用いることを特徴とする水素吸蔵電極の製造方法。

IPC (2)：

H01M 4/26 ,  H01M 4/38

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (3)

• 特開平2-094258
  
• 特開平2-159382
  
• 特開平2-290977