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J-GLOBAL ID:200903054876690401
燃料電池
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
猪股 祥晃
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996119014
Publication number (International publication number):1997306527
Application date: May. 14, 1996
Publication date: Nov. 28, 1997
Summary:
【要約】【課題】マトリックス層が電解質のリン酸と反応してリン酸塩を生成することを防止し、高い発電性能を長期に亘って維持できる燃料電池を提供すること。【解決手段】単位電池、あるいは単位電池を複数枚積層してなる電池スタックの燃料極と酸化剤極にそれぞれ燃料ガスと酸化剤ガスを供給するマニホールドを有する燃料電池において、電池本体の温度が最も高くなる部位に、燃料極側に供給される燃料ガス中の水蒸気分圧と酸化剤極側に供給される酸化剤ガス中の水蒸気分圧とが等しくなるように、当該電池に供給する酸化剤ガス及び燃料ガスのいずれか一方、または両方の水蒸気分圧を調節する調節手段を備えているので、電解質層内部に生じた珪素イオンの燃料極への移動を防ぎ、これによりガス拡散電極表面におけるリン酸塩の析出を防ぎ、長期にわたり優れた特性が得られる。
Claim (excerpt):
ガス透過性の電極基材の一方の面に電極触媒層を有する燃料極及び酸化剤極と、前記両電極の電極触媒層の間に狭持されるマトリックス層に電解質を含浸して構成される単位電池あるいは前記単位電池を複数枚積層してなる電池スタックと、前記単位電池あるいは電池スタックを構成する各単位電池の燃料極と酸化剤極にそれぞれ燃料ガスと酸化剤ガスを供給するマニホールドを有する燃料電池において、当該燃料電池本体の温度が最も高くなる部位では、前記燃料極側に供給される燃料ガス中の水蒸気分圧と、前記酸化剤極側に供給される酸化剤ガス中の水蒸気分圧とが等しくなるように、当該電池に供給する酸化剤ガス及び燃料ガスのいずれか一方、または両方の水蒸気分圧を調節する調節手段を備えたことを特徴とする燃料電池。
IPC (2):
FI (5):
H01M 8/04 M
, H01M 8/04 X
, H01M 8/04 Y
, H01M 8/02 E
, H01M 8/02 M
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