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J-GLOBAL ID:200903055145466932

水性低温酸化によってコバルト触媒の水素添加活性を高める方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 河備 健二
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2002515415
Publication number (International publication number):2004504933
Application date: Jul. 19, 2001
Publication date: Feb. 19, 2004
Summary:
微粒子状固体担体または粉末成分、およびコバルトを含有する1種以上の金属成分を含むからなる触媒または触媒前駆体を、酸化し、次いで還元して、一酸化炭素の水素添加反応の実施において触媒的に活性にする水性低温酸化(ALTO)法が開示される。従って、コバルト触媒またはコバルト触媒前駆体を、低温で、前記触媒または触媒前駆体のコバルト金属成分を酸化するのに十分な水の存在下で酸化剤と接触させる(例えば酸化剤を添加した水と接触させる)。還元によって、コバルト触媒の水素添加活性は向上する。触媒前駆体のコバルト金属の全てまたは一部が酸化されて、少なくとも初期の反応段階中に、Co2+陽イオン化学種またはオキソアニオン化学種を生じる。酸化された触媒または触媒前駆体を、水素または水素含有ガスと接触および処理することにより成しうることであるが、還元によって、触媒の1種以上の触媒金属成分が金属状(担体)金属(例えばCo)に還元され、これによって触媒が活性化され、および/または触媒の活性が向上する。
Claim (excerpt):
コバルト触媒の水素添加活性を高める方法、または、一酸化炭素の水素添加反応を実施するのに有用であるコバルト触媒に還元によって転化されうる、コバルト触媒の酸化前駆体を生成する方法であって、 水の存在下、酸化剤を、担体成分と少なくとも一部が金属コバルトとして存在するコバルト成分とから構成される微粒子状固体複合体として特徴付けられる触媒または触媒前駆体と、前記酸化剤と水を還元において十分な0〜200°Cに保持しつつ接触させて、前記コバルト触媒の水素添加活性を高める、または、前記触媒前駆体の微粒子状固体担体の表面にある前記コバルト金属成分の少なくとも一部を、コバルトの陽イオン性もしくはオキシアニオン性化学種に酸化し、還元によって生じる前記触媒が一酸化炭素の水素添加反応を実施するのに適切なものとなるようにする工程を含むことを特徴とする方法。
IPC (7):
B01J23/889 ,  B01J23/75 ,  B01J23/94 ,  B01J37/12 ,  B01J37/16 ,  B01J38/10 ,  B01J38/48
FI (7):
B01J23/84 311M ,  B01J23/94 M ,  B01J37/12 ,  B01J37/16 ,  B01J38/10 B ,  B01J38/48 B ,  B01J23/74 311M
F-Term (13):
4G069AA03 ,  4G069AA08 ,  4G069BA02B ,  4G069BA04B ,  4G069BC64A ,  4G069BC64B ,  4G069BC65A ,  4G069BC67B ,  4G069BC69A ,  4G069CC23 ,  4G069FB40 ,  4G069FB41 ,  4G069FB44
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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