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J-GLOBAL ID:200903055452867596

六価クロムを含有する固形廃棄物の無害化処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大塚 忠
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993086786
Publication number (International publication number):1994269764
Application date: Mar. 22, 1993
Publication date: Sep. 27, 1994
Summary:
【要約】【目的】 窯炉の補修、解体に際して生ずる煉瓦屑等の六価クロムを含有する固形廃棄物を簡単にかつ安価に無害化する。【構成】 窯炉の廃煉瓦屑等の、六価クロムを含有する固形廃棄物を、還元反応が進み易くなるように直径10mm篩以下に粉砕する。次に、この粉砕物に、アルミニウム精錬灰を主体とする還元剤と、酸化錫又は酸化アンチモンを混合する。還元剤として、アルミニウム精錬灰に加えて、50wt%以下の石炭、木炭、コークスやその他の有機物を添加できる。酸化錫又は酸化アンチモンは、全体の2〜5wt%とする。混合物を800°C以上に加熱すると、アルミニウム精錬灰は溶融し、粉砕物に浸潤して密に接触し、良好な還元作用を行う。固形廃棄物中の六価クロムは還元されて無害の二価、あるいは三価の低原子価クロムに変化する。従って、廃棄物が無害になり、廃棄処分を容易にすることができる。
Claim (excerpt):
六価クロムを含有する固形廃棄物を粉砕し、この粉砕物に、アルミニウム精錬灰を還元剤として添加すると共に、酸化錫又は酸化アンチモンを添加して混合し、この混合物を800°C以上に加熱することにより、固形廃棄物に含有する六価クロムを還元して低原子価のクロムとすることを特徴とする六価クロムを含有する固形廃棄物の無害化処理方法。
IPC (2):
B09B 3/00 304 ,  B09B 3/00 ZAB

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